6月のTwitterまとめです。 新型コロナウイルスへの対応と並行して試行錯誤が続く病院運営の現場。マネジメント・人材育成や病院経営に関連した内容をピックアップしてみました~。
○病院経営のヒント
銀行との面談で、出来ていることやこれからしようとしていることを重点的にヒアリングされた。憶測ですが、銀行もこの状況下で病院を潰してはならないと考えているのではないでしょうか?憶測ですが。
— Alphabet@医療・介護 経営企画室 (@Q7eOrvVezwREwZo) 2020年6月8日
医療データで日付データがあれば、曜日と平日祝日の情報を必ず追加している。レコード数が数十万件程度ならExcelで対応。
— DataDriven0123 (@DDriven0123) 2020年6月6日
外来だと診療日曜日、入院だと手術前曜日が診療内容に関連していることが非常に多い。
ハッピーマンデー翌日の火曜日、前後の週は意味合いが変わる。曜日別分析は意外と使える。
PEが病院/病院グループの経営をどのように改善するのか興味があります。地味だけど着実なコストカットがメインかな。160万以上ある全国の病床からみればほんの一部だけど、良いモデルになればいいですね。 https://t.co/9P97lJVTQ8
— Shingo.K@MD/MBA (@sin5k) 2020年6月10日
こういう事態であるのを機に、1人の医師に付く看護師やコメディカルが多くないか、1人あたり医師の収益(医師のパフォーマンス)に見合った配置なのか、経営より運用を優先してないか、現場の声を聴きながら検討しています。
— Alphabet@医療・介護 経営企画室 (@Q7eOrvVezwREwZo) 2020年6月10日
外部から資金入れて包括ケア病棟に転換した某病院、風の噂でベッド埋まらず存続の危機という話を聞いた。垂直統合されてない単独施設で包括ケア病棟回していくのは難しい。従来的なポストアキュートのノリで運営してたらあっという間にガラガラになる。安定的な入院経路の確保が必須。
— tefujita (@tefujita) 2020年6月19日
#医療事務 は現状圧倒的に①
— Takahiro_Inukai@医療経営を考える人 (@Takahiro_Inukai) 2020年6月15日
労働集約型産業なので先ずは人数。あわせて医師診療支援など体制加算があり収益につながる可能性がある。
またムラ社会なので大きな格差はいじめや差別につながりやすい。
事務長と情報システム担当とかなら③も選択肢にあるが既存のヘッドを変える決断が必要があり高難度 https://t.co/HnQDBkV59Y
医療機関の市場調査レポートを公開(大阪府茨木市)
— まじめな所長🧐医療介護データ研究所 (@iryokaigodb) 2020年6月9日
よーやく、完成しました!
・経営計画の検討
・金融機関との折衝
・開業の検討
・地域の医療機関の支援
等にぜひ活用ください。
リクエストくださった@syu5o さん、ありがとうございました✨#いま私にできることhttps://t.co/t7Bof8o0Cj
病院の採用面接には同席することが多かった。
— Kenichi@着想ポジティブ (@kenichi_career) 2020年6月9日
①看護部長のみ
②事務長のみ
③看護部長+事務長
この他にもいろんなパターンがあるんだけど、面接の構図でその病院の勢力図が分かるようになった。一概には言えないけどこの3パターンなら③が良いかなーと。こういうのはblogでまとめたいw
○経営企画の現場を知る
戦略と実行力とタスク処理を3つ兼ね備えないと、本当の意味で良い経営管理はできないなぁーと最近思う。
— 小迫 正実 (こさこ まさみ) (@masamikosako) 2020年6月19日
チームでやらなきゃいけないけど、そうも言ってられず、ひとりハンズオンでやらないといけないことも。
バランスと自分のキャパについて考える6月。
経営企画の根底にないといけない資質は真摯さだと信じたい。
— Black Cozy Bara (@Black_Cozy_Bara) 2020年6月10日
しかし、実際には物事を円滑にすすめるためにはそれだけでは太刀打ちできないことばかりだ。寝技、変化球、カウンター、芝居をうつ。それは必ずしも真摯さと対になる行動ではないと思っています。やむを得ないのです。
・急性期病院は、開業5 年以内の診療所への営業強化で紹介の可能性が高まる
— 病院広報バロンデセ (@_HOSPR) 2020年6月15日
・紹介で不満を感じた診療所が次に選ぶのは、取次窓口対応などの印象がいい病院
日本マーケティング学会(2016)
「医療連携における診療所の意思決定プロセスとBtoBマーケティングの有用性についての考察」
医療データ分析のヒントは現場にあり。
— DataDriven0123 (@DDriven0123) 2020年6月10日
業務で煮詰まったら、気分転換に外来ホール、検査部、放射線部を回るようにしている。
現場に行くと、普段気づかなかった問題点が見える。現場スタッフとの雑談も。
データ分析は机の前ですると思っている人が多い。
「空気感」を感じると分析に意味が出てくる。
病院の目指す目的地までのルートと路面状況を観察し、動力の歯車と歯車がうまく噛み合うように配置を考えて調整する。さらに、うまく回るように油をさす。そして、走りながらも目的地のさらに先を見続ける。これが今の自分(小規模病院事務長)の仕事。
— 福島義男 (@YFukushima6) 2020年6月23日
これ、めちゃくちゃよくわかります。ここを議論させていただきたいです、と仕切りながら進めないと、何かありますか?などと聞いても議論が発散してしまうことが多い。議論の仕方を含めて設計してこそ。私もこれができてるとはいいきれないんですが、特に意識していきたい。 https://t.co/vWBKBVRKLz
— 外資系ポンコツ@戦略コンサル (@gaishiponkoz) 2020年6月5日
○診療現場からの声
入院面談がすんでベッド調整に入り、その後転院日が提示される際、ご家族とのやり取りは転院予定の病院のかたにしていただきたいな、と思うのだけれど贅沢かな。転院日時の微調整は言うに及ばず、部屋代や保証金に額まで伝言せよと言われるのはいかがなものかと。
— ぷにぷに (@punnpunn55) 2020年6月10日
医事課の内製化と外部委託のバランス。
— DataDriven0123 (@DDriven0123) 2020年6月22日
病院の組織運営でよく話題になる診療報酬請求業務の内製化。
内製化→組織内で人材育成可能、簡単に辞めさせられない、人件費率UP
外部委託→契約変更で業務見直し可能、組織内でノウハウ蓄積できない
一長一短なので、マネジメントできるバランスを考えていく。
今年から初期研修の産婦人科ローテが必修になりましたが、個人的にとても共感したポスターです
— Ayako Shibata@LINEボットで妊娠や性相談 (@ayako700) 2020年6月23日
http://202.5.79.44/to_medics/tobira/recruit_poster.pdf
産婦人科研修ポケットガイド も、専門的内容ではなく
「産婦人科研修でココだけは知って欲しい」を中心に作りましたhttps://t.co/QFuv6TrIyp pic.twitter.com/BK8DZmJKGt
「コ・メディカル」という用語の使用自粛について
— Ayako Shibata@LINEボットで妊娠や性相談 (@ayako700) 2020年6月23日
恥ずかしながらしらなかった。。。。
個別に記載するとけっこう長くなりますね、、、https://t.co/tv07VwMAE7 pic.twitter.com/vl1d36VWG1
救急隊の休憩所・控え室は場所という広報メディアなので、ドクターや設備がアピールできるツールを貼っておくとよいはず。 https://t.co/1oMmWdNZrW
— 病院広報バロンデセ (@_HOSPR) 2020年6月8日
○ヘルスケアビジネス
ヘルスケア産業の各種ステークホルダーのコロナ禍とオンライン化対応への影響をそれぞれ整理している。
— aritaku@立ち上げ準備中 (@aritaku03) 2020年6月3日
(全然未完成だけど) pic.twitter.com/2YVdyi5KqZ
多分単にITヘルスケアベンチャーに人が流れてくるよりも、病院とか薬局が直接ビジネス人材・エンジニア・デザイナーを採用しだすともっと業界が変わっていく流れが早まるのになって思う。
— aritaku@立ち上げ準備中 (@aritaku03) 2020年6月4日
昨今、クリニック向けのSaaSが盛り上がってきてます。しかし、病院向けのSaaSはまだまだ。
— 小迫 正実 (こさこ まさみ) (@masamikosako) 2020年6月2日
そこには電子カルテの壁が。
そんな想いとおすすめ企業について記事にしました。
病院向けクラウドサービスにもっと参入してください - …https://t.co/WuDcX7sBnp
○新型コロナウイルスへの対応
「重症化(挿管必要、など)しうる患者は、まずはICU対応(一般床での急変対応は感染伝播のリスク)。」
— Fumie Sakamoto,MPH,CIC 坂本史衣 (@SakamotoFumie) 2020年6月5日
これ感染対策と救命の両面でホントに重要でしたわ。一般病棟にの入院患者のうち悪化が予測される人を予めマークしておき、早めに移せるようICUに空床を準備しておく。 https://t.co/h1W7QBBne9
これは難しい問題。興味本位で有名人の個人情報を覗くのは論外だけど、初期は未知の感染症なので弊社はむしろ積極的に初期対応や検査所見を共有して互いに学べという雰囲気だった。毎朝、前日の発熱外来症例で勉強しようという教育体制とただの野次馬が線引きできるのか問題。https://t.co/pW3hBSCTfv
— レ点💉💊🧬青 (@m0370) 2020年6月9日
昨年度、外国人診療がらみで応召義務についての最新資料を全部見渡しました。そこに感染症関係の記載もありました。>続 https://t.co/vOvxA4jQoJ
— 堀 成美 (@narumita) 2020年6月7日
今週もお疲れさまでした^ ^
— 済生会熊本病院(ゆるっと公式@医療連携部) (@skh_renkei) 2020年6月19日
新型コロナウイルス感染症による死亡率は10万人あたり0.5人(2020.5現在)
がん(悪性新生物)による死亡率は10万人あたり311.3人(2018年人口動態統計)
健康診断も2次検査も先延ばしせず、かかりつけ医へ相談しましょう!#コロナが隠れたこの時期に治しておこうその病気 pic.twitter.com/qdGRSnqfrO
○医療現場でのIT活用推進
Teamsは、院内ほぼ全員がインストールすればすぐに使える状態にあることに気がついたのですが、職員の99%がその便利さに気がついていないので周知して普及させたいと企てています。
— 地域医療連携室・新棟建設準備室の人 (@sintou_renkei) 2020年6月21日
すごく便利だと思うんです。 https://t.co/WLtuUTKpwI
各病院の感染対策の方々に凄い訴えたいんだけど
— ささがさん (@sasaga012) 2020年6月9日
「情報共有のツールは入れるべき」
これはMicrosoft teamsだったり
その他多くの会社が出しているような
情報共有ツールを使って職員に対して
「今はこういう状況になっている」
という定期的なアナウンスをしていくのが
特に重要だと思ってる。 https://t.co/qaQEEZhE4V
当院はオンライン面会を実施していますが、完全予約制としたところ、毎週のように家族様は予約して帰られます。多くは感謝の言葉を頂き、一部で不満の声をもらっています。この経験積み重ねて当院の在り方を評価してみたいと考えています。
— ヒデトン@地域連携室SW (@hamasan3218) 2020年6月11日
○病院事務のキャリアを考える
医療機関の管理職は、「書く」ことの重要性やスピードに無頓着な人が多い
— ハイエイシュ (@haieishu) 2020年6月11日
看護記録、介護記録、診療録、議事録、報告書・・・
「書く」は意外に多い
「書く」ことへの職員教育では、2つの視点が重要
・何を書けばよいか
・どう書けばよいか
書くスピード向上が業務改善に意外とつながっている
医学書院の雑誌「病院」の今月号の特集は、病院事務長。前半の記事はどれも良かった。
— Y.MURAYAMA (@otmuracha) 2020年6月11日
ところで、病院事務長って計画的に育てられているのかな?複数の事務長候補から絞られていくみたいな。それとも、席が空いた時に、最もマシな人を登用するような場当たり的な人事なのかな。
個人の意見だが、病院事務職等の医療従事者にも医師のように手術室でOPEに立ち会ったり、救急搬送の患者の対応を間近で体験する事で医療人としての自覚は何も経験していない人よりつくと思う。
— shisariya@病院事務×医療専門コーチ (@ru_ba_go) 2020年6月23日
私自身救急搬送で壮絶な現場も経験させて頂き今がある。
やはり最終的な「医療の現場」に勝るものはない。
本当にその通りです。
— うだつのあがらない医療事務員 (@kkk160111) 2020年6月23日
調整出来ないなら提案しないでほしいと思います。
私は、こういう事をしたいと提案を持ってきたら関連各部署に聞き取りに行かせてアナタの提案を現実に落とし込むにはどうすればいいかを考えさせます。 https://t.co/ChVtICw31M
医師が月に何回か外勤するように、事務やナースも外勤すると「あれ、このルール、なんか変じゃない?うちだけのルールなんじゃない?」とか気付けるのではないだろうか。
— 小迫 正実 (こさこ まさみ) (@masamikosako) 2020年6月27日
もちろん、医師は特殊スキルを身につけたプロフェッショナルなので外勤が可能ですが、事務もそうなれると良いなぁーと思います。
-----------------------
地域によってはまだまだ感染が拡大している新型コロナウイルス。
ただでさえ忙しい病院運営に感染対策に気を使う場面が多くなり、各現場の管理職の方を中心に今後の病院運営の在り方に頭を悩ませる日々がまだまだ続いていきそうです。一日でも早い完全収束を祈りつつ、このブログやTwitterでも情報発信をしていければと思っています!