7月のTwitterまとめです。
事実上の新型コロナウイルス第2波到来で、ますます創意工夫とオペレーションの見直しが求められていく病院運営の現場。現場で頑張るる方々のヒントになるような内容をピックアップしてみました~。
病院経営のヒント
色々な病院を見てきて、経営が安定している病院とそうでない病院の差は【経営改善の施策】ではなく【施策の実行量】なんだなと実感する。
— とりかご (@medi_cage) 2020年7月28日
あまりに見当外れではない限り、「何をするか」では差は生じず、「どれだけやり抜いたか」で圧倒的な差が生まれる。
急性期における平均病床稼働率が80%切りの世界すぐ近くにやってきそうだ
— ハイエイシュ (@haieishu) 2020年7月15日
ビジネスボリュームの見直しとコスト構造の再構築が経営戦略の柱のひとつになっていく
病床ボリュームをいじることは勇気がいる
しかし、有事の経営には勇気が必要
何もしないことリスクは格段に高まりつつある
個人の主観ですが、看護部長が副院長に就任されている医療機関は多いけれど、事務長が副院長に就任されている医療機関は未だに少ない。
— shisariya@病院事務×医療系事務専門コーチ (@ru_ba_go) 2020年7月28日
事務長が副院長に就いている医療機関は事務職の重要性に理解があるのかもしれない。
一つの転職の目安にもなりますね。
昨日、外来患者のデータ分析で個人としては最大の90万以上のレコードを扱う調査を行いました。
— Takahiro_Inukai@医療経営を考える人 (@Takahiro_Inukai) 2020年8月4日
90万件の母数に対して10万件の分子をぶち当てるというピュアに「量」がハイライトなやつ。
一定のアウトカムは出たけど、この結果の使われ方と、先輩を気にしてた「毎月やんのこれ?」というのが気になる。
病院機能を評価する国際的な非営利機関Joint Commission International (JCI)
— Fumie Sakamoto,MPH,CIC 坂本史衣 (@SakamotoFumie) 2020年7月25日
国家資格を有する全職員について“なりすまし”を防ぐため、認証を受ける病院に対し、卒業証明書を卒業校から取り寄せ、厚労省に本人確認をするよう求める厳しい評価基準を設けている。
一言で「委託」といっても、その作業内容や管理の徹底具合は結構ばらつきがあるので、どこまで精緻化して比較してるのか気になりますね。
— Takahiro_Inukai@医療経営を考える人 (@Takahiro_Inukai) 2020年8月1日
単純なカテゴリ(受付や清掃など)と価格だけで比べてしまうと、委託契約内容をガチガチに絞って安値に見せる契約が増えそう。
ほとんどのアクセス解析ツールは定時定型のレポートを自動生成できますから、ホームページが作りっぱなしにならないような管理体制もリニューアルの前段階で整備しておくのがおすすめです。
— 病院広報バロンデセ (@_HOSPR) 2020年7月26日
いつも私は「ホームページのバイタルもとってください」とお伝えしています。
まじで間者満足度あげて患者増やしたいなら医者の診療態度にまで口出す勇気あるのか
— 地域連携マソ (@renkei_mas) 2020年7月12日
そこは誰も踏み込めないサンクチュアリな気がする
徳川家康でも、トヨタでも、落合中日でもそうなのだが、長期的に勝つことのできる勝者には華がない。初回に3点とって後は浅尾岩瀬で逃げ切る、秀吉が死ぬのを待ってから熟柿が落ちるのを待つように大阪城を囲む、徹底的にカイゼンをしてコストカットをする、つまらないスタイルこそが長期的勝利を生む
— 事業家bot (@Midnight_Tokyo) 2020年6月27日
医業収益確保への方策
「外来患者数が多いため、減らすと減収となるのが怖い。」外来分析ができていないとよく聞く話。
— e-Dataくん (@eDATAkun0123) 2020年8月5日
入院単価に比べ、外来単価は低く粗利が少ないので、この考え方は効率が悪かった。
そこで外来患者請求額を分析。
診療科、初再診、紹介有無、曜日、来院回数、専門外来を分析の視点にした。
毎月の医事統計資料から、救急科と関連診療科の入院単価が非常に低いので、診療区分別入院単価の構成を分析。
— e-Dataくん (@eDATAkun0123) 2020年7月13日
HCU入院医療管理料の算定件数が低く、HCU病床の滞在日数と医事課A診療科担当の算定もれが問題だった。
後方ベッド対応の運用改善、医事課の算定もれの教育で入院単価が大きく改善した。
各消防署からの救急車の搬送件数を調べて上位から上司と副院長が訪問することに。
— 連携室と準備室 (@sintou_renkei) 2020年7月28日
システム担当にデータの抽出をお願いして最後は私が加工しました。
これで搬送依頼が増えるはず。
いくつか企画したプロモーションでの集患が顕著にあらわれ出しました。やはり、高齢者の方々もご自身のスマフォやPCを活発に使用される傾向がさらにコロナ禍で増加したことが要因と分析をしております。今後更に医療広報の必要性が高まって行くと個人的に感じますし、啓蒙したいです。
— おやじ病院広報担当(経営企画兼務) (@Hospital_PR) 2020年7月20日
マネジメント
一見、表舞台で活躍しているように見えるエースの裏方にはそれを支える人間がいることを忘れてはいけない。
— Black Cozy Bara (@Black_Cozy_Bara) 2020年8月3日
それぞれが、自分の持ち場でできることを考え、やり遂げていくことがこれからの未来を開いていく。
本日、当院、事務長の言葉。
病院の目指す目的地までのルートと路面状況を観察し、動力の歯車と歯車がうまく噛み合うように配置を考えて調整する。さらに、うまく回るように油をさす。そして、走りながらも目的地のさらに先を見続ける。これが今の自分(小規模病院事務長)の仕事。
— 福島義男 (@YFukushima6) 2020年6月23日
病院の経営層や管理職の言い訳あるある
— ハイエイシュ (@haieishu) 2020年7月26日
業務をお願いすると、「人が少ないから出来ません」
じゃ、人員補充してみると、「新しく来た人の能力がないから出来ません」
じゃ、教育機会を提供すると、「忙しいから出来ません」
じゃ、いつになったら出来るんだろう・・・
現場で優秀な人をなにも考えず管理職に抜擢するのはやめろ #現場猫 pic.twitter.com/QMx2BfpV1q
— からあげのるつぼ (@karaage_rutsubo) 2020年7月3日
病院運営のIT化
Teamsは、院内ほぼ全員がインストールすればすぐに使える状態にあることに気がついたのですが、職員の99%がその便利さに気がついていないので周知して普及させたいと企てています。
— 連携室と準備室 (@sintou_renkei) 2020年6月21日
すごく便利だと思うんです。 https://t.co/WLtuUTKpwI
電カルがクラウド化するときは、当たり前だけど、機能ごとのマイクロサービス化から始めて欲しい。
— 小迫 正実 (こさこ まさみ) (@masamikosako) 2020年7月14日
そして、機能ごとのチームを持ってほしく、全国の回収要望を汲み取ってほしいなぁー。 https://t.co/3ioFn24uzB
医療機関における収益サイクルの管理の効率化を支援するAlpha Healthが、既存投資家であるAndreessen Horowitzから2000万ドルを調達。医療機関の電子カルテと医療費請求管理システムと連動することで、複雑な医療費の保険償還のプロセスを迅速に行えるようになる。https://t.co/9ZvbCnkV9y
— 吉澤美弥子🍗Coral Capital (@miyakomx) 2020年8月4日
ヘルスケアベンチャーのコンサルをしていた時に"何を作ったら売れますか?"の質問には"医療安全に関わること"と答えていた。患者さんの安全に関わる、自分たちが事故をおこさないためのツールは医療機関も投資せざるを得ない
— bookriver (@bookriver_2) 2020年8月4日
スマホで患者とやりとりするツールを作っています。都内急性期病院での事例を取材頂きました。そしてβ版の提供を開始しました。もしコロナ受け入れていらっしゃって患者コミュニケーションに苦慮してらっしゃる病院さんいれば、いつでもDM下さい。 https://t.co/vamxmfOMVF
— さわゆう🌻 (@sawa_yooou) 2020年7月23日
近隣からの紹介あり入院を増やすために登録医のみWEB診療予約システムの導入を提案したいと思っています。
— 連携室と準備室 (@sintou_renkei) 2020年7月30日
近隣の診療所等の医師が紹介予約しようと思ったときにすぐに予約できる体制を構築したいのです。
今日提案書を作ったので明日以降に上司に提案します。
医療を知る
「コ・メディカル」という用語の使用自粛について
— Ayako Shibata@LINEボットで妊娠や性相談 (@ayako700) 2020年6月23日
恥ずかしながらしらなかった。。。。
個別に記載するとけっこう長くなりますね、、、https://t.co/tv07VwMAE7 pic.twitter.com/vl1d36VWG1
今年から初期研修の産婦人科ローテが必修になりましたが、個人的にとても共感したポスターです
— Ayako Shibata@LINEボットで妊娠や性相談 (@ayako700) 2020年6月23日
http://202.5.79.44/to_medics/tobira/recruit_poster.pdf
産婦人科研修ポケットガイド も、専門的内容ではなく
「産婦人科研修でココだけは知って欲しい」を中心に作りましたhttps://t.co/QFuv6TrIyp pic.twitter.com/BK8DZmJKGt
日本国民の皆さん。
— げんなり診療情報管理士フルベ (@tiredhim) 2020年7月19日
夜間休日の怪我や病気で医療機関を受診される際は、
事前に医療機関に受け入れ可能か電話でお問い合わせください。
医師の専門科によっては対応できない場合があります。
、、、当直明け事務職員の呟き
医療、福祉の早期離職コスト、他産業に比べるとむっちゃ高い。
— さわゆう🌻 (@sawa_yooou) 2020年7月31日
自社の早期離職による損失コストを算定するサービスの提供開始|株式会社ミツカリのプレスリリース https://t.co/oEM9631nfw
LINEヘルスケアのトラブルを見ると、医療がヒト依存なサービスで、遠隔医療でも医療チェーンでも、質が高いままスケールさせることのチャレンジをを再認識させられる。
— Kb: 穴蔵生活 (@bluekby) 2020年8月2日
キャリア
たとえば、成果をめちゃ出した人が、退職して、顧問とかになり、今までの知見を使ってアドバイスして生きるの、すごい楽でお金もたくさんもらえんですが、賞味期限が3年とかなので、 辛くても最前線の現場に居続けるほうが良いと思ってます
— けんすう@マンガサービスのアル (@kensuu) 2020年6月23日
どうすれば職員のモチベーションが高まるのか?今の多くの病院業界の根本的な組織構造を改革しないと中々無理がありそうです。
— Black Cozy Bara (@Black_Cozy_Bara) 2020年6月29日
中長期的には
地域一般社員(異動無し、ルーティン系)
総合職(異動あり、マネジメント系)
にコースを分ける。
これにより不平不満は解消される。
目指す働き方が見える。
医師が月に何回か外勤するように、事務やナースも外勤すると「あれ、このルール、なんか変じゃない?うちだけのルールなんじゃない?」とか気付けるのではないだろうか。
— 小迫 正実 (こさこ まさみ) (@masamikosako) 2020年6月27日
もちろん、医師は特殊スキルを身につけたプロフェッショナルなので外勤が可能ですが、事務もそうなれると良いなぁーと思います。
地域連携で培った院内の人的ネットワークが経営企画で活かせるのも大きな収穫です。頼みごとをするとき、内緒でその部署の内情を知りたいとき、細かいことを確認したいときにコソッと聞ける間柄の職員が各所にいると、とてもやりやすいです。
— 経営企画課の事務マン (@renkeiman_who) 2020年7月22日
病院が仮に欧米型の組織体制だとしたら、連携の仕組み作りはマーケティング部門、関係作りはセールス部門になるはず。日本の病院ではこの分業・分掌は希薄なので、連携室のスタッフはマーケと渉外の両方の知見とスキルが必要な高度な職種。プラス医療知識となれば、そりゃあ人材少ないですよね。
— 病院広報バロンデセ (@_HOSPR) 2020年7月17日
パワーポイントの個人的おすすめショートカット15個を厳選しました。
— エクセルハック|社会人の仕事術 (@exc_hack) 2020年8月3日
パワポはオブジェクト操作が多い分、マウスに頼るかコマンドを駆使できるかで、如実にスピード差が出る気がします。どれも重宝しますので、ぜひ試してみてください。
他のおすすめ、リプでお待ちしてます。 pic.twitter.com/XeCWUMpfpx
新型コロナウイルス関連
ポビドンヨード(PVP-1)と新型コロナに関する文献に目を通しているのですが、PVP-1のうがいで新型コロナ感染症が治る・予防できると言えるような科学的根拠は今のところ見当たりません。時間があれば記事にしますが取り急ぎご報告。 pic.twitter.com/Ir9dXAYtlG
— Fumie Sakamoto,MPH,CIC 坂本史衣 (@SakamotoFumie) 2020年8月4日
感染管理の皆さん
— Fumie Sakamoto,MPH,CIC 坂本史衣 (@SakamotoFumie) 2020年7月16日
見ましょう。
GoToトラベルと検査の話
西村経済再生担当相 尾身会長 会見https://t.co/pIC2aCbYLz
ステイホームの第一波とは違って経済再開して普通に重症外傷とか内因性疾患とかも増えてるから、第一波以上に医療機関には余裕がない。これ結構やばめな事態だと思う
— qqdoctor @ COVID-19対応中 (@qqdoctor18) 2020年7月17日
結果を正しく解釈できる者だけがPCR検査を行いなさい
— Pichia kudriavzevii☆ (@ikanaikai8) 2020年7月19日
ーヨハネによる福音書第8章3節
正直言えばあの当時は不安が大きかった。しかし和歌山は徹底した追跡と保健所などのキャパを見ながら行ったPCRで封じ込めた。これは徹底した追跡があり検査が有効的だったがマスコミはPCRばかり言っていた。地域対応の有効性を取り上げて欲しかった。 https://t.co/CFTphCGITh
— ささがさん (@sasaga012) 2020年7月10日
-----------------------
新型コロナウイルス対策を徹底しつつ、コロナ以前の病院のオペレーションを取り戻し、患者さんの治療をこれまで通りに行うというかつてない課題に直面している医療機関。私も現場の一員として、今できることをきちんと行っていきたいと思います。