9月分の面白かった病院経営Tweetをまとめました~。
新型コロナウイルス対策は当たり前のものとして考えたうえで、病院運営をどう考えていくかにどの医療機関はシフトしていっている印象を受けます。この記事でもそのヒントになりそうな内容を数多く取り上げてみました!
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病院経営のヒント
済生会熊本病院の経営戦略書とも言える資料。https://t.co/Pv04J8mRR2
— Black Cozy Bara (@Black_Cozy_Bara) 2020年9月5日
もう、どっちかというと選択と集中を終わらせて、ポジションを確立しきっているから、内部資源を徹底的に磨き上げます。というリソース・ベースド・ビュー。
いずれにせよ事務の方が独自で作られたであろう資料の見せ方が秀逸すぎ
病院の業務改善では部分最適を目指してないか?を常に確認することが大事。自部署の安全性と効率が高まっても、意識して関係部署を含めた動きを見ないと全体的には悪化してしまっていることすらある。
— Yoko Gocho/旅するパラレルキャリア薬剤師 (@Yoko_Gocho) 2020年10月6日
週一で看護課長を集めて、稼働率のデータを見せて、稼働が上がらないかと事務方ばかりが話す会議が続いていた。看護部長が代わり、部長が課長へ病床データをタイムリーに使うよう仕向けたところ、課長間の話し合いで、週一ではなく毎朝打合せしないとデータが活かせない結論になり、稼働率も上がった。
— Alphabet@医療・介護 経営企画室 (@Q7eOrvVezwREwZo) 2020年9月18日
公立の急性期病院は院長以下すべて大学の派遣であることがほとんどです。彼らはその病院がどうなろうが関係ありません。数年の派遣期間が終われば大学に帰ります。だれも採用や経営、地域の医療体制に責任を持つ人がいないのです。
— 守本陽一(もりもん)@本と暮らしのあるところ だいかい文庫クラファン中 (@lackooon) 2020年9月13日
teamsがずっと眠ってるからおかしいなーって思ってたらこんなこと起きてたんですね。
— Takahiro_Inukai@医療経営を考える人 (@Takahiro_Inukai) 2020年9月29日
たまにこういう状態になるので、saas最強説は眉唾なんですよねー。
システム提案の時に他社がこれ系提案してたのでシステム稼働率や安全性を調べ上げて叩きにいってましたなぁ。#office365障害 https://t.co/rQdUutmXSW
診療報酬制度は一言で「クソ」と言い切れるものではないと思います。
— 連携室と準備室 (@sintou_renkei) 2020年9月18日
確かの利益は薄いですが、仮に患者さんから医療費が徴収できなくても7〜9割はお金が入ってきます。
請求すればほぼ間違いなく期日にお金が入ってくる制度はそんなに無いと思います。
メリットもあるのにクソで括るのは乱暴。
外来、外来、外来に点数つけてくれ・・・
— tefujita (@tefujita) 2020年9月15日
発熱外来やってる医療機関は感染症指定病院の防波堤になってるんだから・・・
どれだけやっても赤字の発熱外来・・・https://t.co/IF7w5WNfrA
仕事のヒント
院内のヒアリングはどんどん仮説をぶつけると良いです。内部であれば仮説は粗くても問題になりにくく、正誤はさほど重要ではありません。
— 堀江惇【病院広報人】 (@hospital_prman) 2020年9月29日
(例)
・うちの病院、これが強みだと思うのですが、先生の認識と一致しますか?
→いやいや違うよ、こうだよ
→そうだよ、もっと言うとこうだよ
前職で、部長との部会で、部長は自ら議事録を取ってくれてました。
— 小迫 正実 (こさこ まさみ) (@masamikosako) 2020年9月17日
毎週、会議でみんなが知ってて部長の知らないことが出ると、部長は「ググれカスですね、すいません」と言ってました笑
ググれカス、って言い方の問題はあれど、「まずは自分で調べる」ってとても大事な文化と思う。
「院内連携なくして院外連携なし」
— ハイエイシュ (@haieishu) 2020年10月4日
地域医療連携の戦略を描く際の重要な視点
地域連携は外向けの広報と考えている経営陣は少なくない
鍛えられた院内連携に裏打ちされた地域連携は強い
連携室長には院内制御と調整ができるパワーパーソンを投入したい
経営担当副病院長から「どんな不都合なデータでも出しなさい」と助言。
— e-Dataくん (@eDATAkun0123) 2020年9月6日
調べてみると、高額医療機器の購入計画書で、患者数を盛りすぎて明らかに導入後マイナスに。
病院執行部の会議に、この資料を出すと、計画書を出した副病院長が不機嫌に。
今まで計画書で予算措置されたら検証していなかった。
当院の場合、医師事務希望して配属される新卒は大体「医事課がイヤだから」なんで、このキャリア形成意識の低さは非常に理解できます
— 医事ママ (@ijisantei) 2020年8月30日
医師事務ってフラットな視点で見るとかなり何でもできる、事務職としてはほぼ最強職種なんですが、病院という枠組みにはめ込むと看護助手レベルの雑用係になる現実 https://t.co/7hAE0BX8OF
この本「医療情報システム」と銘打っていますが、病院に勤めたばかりの職員なら誰でも読んでよい本です。
— 病院経営マネジメントbot (@hp_adm_bot) 2020年10月4日
システム周り以外の病院全般について浅く広く書かれています。
医療情報システム入門2020 | 一般社団法人保健医療福祉情報システム工業会(JAHIS) |本 | 通販 | Amazon https://t.co/fI2ELUARh5
組織・人材のマネジメント
#医療事務 を辞めたい人から相談された時の自分の思考を書いてみました。
— Takahiro_Inukai@医療経営を考える人 (@Takahiro_Inukai) 2020年9月26日
組織としての正解をまったく考慮してない、野良人のような見解です。個人の幸せの形は組織と同じでないしね。
「正直、キツいっす」から始まるキャリア相談|わんたか #note https://t.co/69xQALrPRq
医療現場の中間管理職は、ときどきこのブログを読もう。 https://t.co/jV6NQm1Csm
— レ点💉💊🧬 (@m0370) 2020年10月5日
病院こそ1on1制度があれば良いなとふと思う。
— 堀江惇【病院広報人】 (@hospital_prman) 2020年9月16日
病院のマネジメントが難しいのは「本当はこの方が良いのに」と心で思っている職員が往々にしているため。その大半は患者さんに向いていて正しかったり。
なぜこの方向に病院が進むのか、腹落ちするまで話し合う意思が管理する側に必要だなと。
場数をこなさないと、人のマネジメントは学べない。経験不足の上司は、部下に対してあらゆる事を求めてみたり、逆に禁じてみたり、無言で試したり、部下を理解する前に自分への理解を要求する。常に部下からの承認を欲し、それに依存しながらそれに気づかない人も多い。
— たいろー / メルカリ→スマニュー🦄 ユニコーン転職日記 (@tairo) 2020年9月7日
部下は部下で、上司が若かろうが経験浅かろうが「人格者としての上司」を自然と求めるので、理想と現実の狭間で精神的に追い詰められていくマネージャーが後を立たない。たった一人でもいいから、絶賛挑戦中の未熟な管理職の苦しみを真剣に受け止めて、言いたいこと言ってくれる人がいないと伸びない。
— たいろー / メルカリ→スマニュー🦄 ユニコーン転職日記 (@tairo) 2020年9月7日
ルールだから
— shisariya@病院事務×医療系事務専門コーチ (@ru_ba_go) 2020年9月6日
自分の時はこうだったから
そういうものだから
上記のような指導をしていると部下は育ちにくい。
しかしだからと言って詳細な指導や説明をしすぎると考える事をしない人材に成りかねない為良くない。
人材育成はとても重要でとても難しい。
私も今の病院に入職して職員同士の挨拶の無さに驚いた。事務職のやり取りで「お疲れ様です」が全く無かった。心が折れそうになったけど、当たり前のことをしない自分を受け入れたくなかったので地道に繰り返していたら、今はかなり定着してきたように思う。病院の常識は世間の非常識ということがある。 https://t.co/Tdk7qvqmlF
— 経営企画課の事務マン (@renkeiman_who) 2020年9月11日
医療機関の広報
休診日である日曜のタブは省略してもよいのですが、あえて残して急患への動線にしてしまうアイデア。欄外に急外へのリンクを唐突に置くよりも自然な流れで案内できます。曜日で受付診療時間が異なる場合、このようなタブを利用したデザインと相性がいいですね
— 病院広報バロンデセ (@_HOSPR) 2020年9月18日
至誠堂総合病院https://t.co/QDtAWQiMwy pic.twitter.com/bk8oDXlnXw
倍返しは出来ませんが,済生会熊本病院をよろしくお願いします pic.twitter.com/XgxehYK4GP
— 済生会熊本病院(ゆるっと公式@医療連携部) (@skh_renkei) 2020年10月1日
連携医療機関向けの講演会(勉強会)がはじまりました
— 済生会熊本病院(ゆるっと公式@医療連携部) (@skh_renkei) 2020年9月17日
オンライン会場💻と,感染対策を万全にしたオフライン会場✏️とのハイブリッド型で開催しております#コロナ時代の講演会#地域医療構想と病診連携#心不全治療 #低侵襲心臓手術 #ロボット手術 #弁膜症 pic.twitter.com/KEwWgSYgLt
全国の院長先生、理事長先生これからは、医療広報や医療マーケティングが必須の時代です。まだまだ、『何してる人?』と言われることも多いですが、これからも医療分野でも必須となりますし、これに気付いていない経営層の方々が意外に多いと思います。
— おやじ病院広報担当(経営企画兼務) (@Hospital_PR) 2020年10月1日
これからのキャリア
コンサルから病院に転職するとき、いくつかの事業所から「戦略を描ける人より、実行できる人が欲しい」と言われた
— 加納 一樹@病院の人事 (@kanokun6) 2020年9月19日
今の時代、よっぽどすごい戦略コンサル以外はほとんどは伴走前提のコンサルな訳で、プロジェクトマネジメントの力も自然と身につく
実際、コンサル時代の知識が今とても役に立ってる
病院も経営。経営が上手くいかないと救える命も救えなくなってしまう。日本ではメジャーでないけれど、海外ではそこに特化したMBAコースもあるぐらい。病院の経営効率化は遅れているので、こういう分野でもファンドなどが支援していく流れはいいな。https://t.co/FjDM7h5a1d
— 猿渡 歩 | Endo Ayumu (@endoayumu) 2020年9月27日
病院を改革したいと思うとき、
— Black Cozy Bara (@Black_Cozy_Bara) 2020年10月3日
参謀に普通の人をつけては駄目だ
院長自らが異端であれば、真面目な根回しの上手な事務長
院長がバランス感覚のある方であれば異端と呼ばれる事務長が必要だ。
医療現場・ヘルスケア業界を知る
病院というところは、色々頑張ったけど何だかうまくいかなかったとうなだれる人が集まる場所でもあって、頭を上げて、胸を張って歩く前途洋洋の若者がそういう人から学ぶ場所でもある
— Fumie Sakamoto,MPH,CIC 坂本史衣 (@SakamotoFumie) 2020年9月23日
最新の東京感染症週報。
— Tom (@tomtom_tom3) 2020年9月10日
RSだけでなく、マイコプラズマもどこかへ行ってしまいそうやな…。
学校で全員マスク、すげーよ。
小児科、仕事ないぞw pic.twitter.com/lZfWucBENN
全国の研修医のみなさん、連休中の処方や指示は漏れなく済ませましたか?休日退院の診療情報提供書や退院処方も指示を済ませていますか?連休明け新入院の準備も整っていますか?
— レ点💉💊🧬 (@m0370) 2020年9月18日
休日に当直医や病棟ナースを困らせることがないよう、抜かりなく支度を整えておきましょう!
診断用AIがあるとしたら、まずは救急隊に実装させるのはどうだろうか。
— K Mat (@KMat74562541) 2020年9月26日
診断して搬送に最適な病院を抽出してくれて。
搬送後にフィードバックして精度を高めつつ、救急医のAIやるじゃん的な感想から医療現場にみたいな。
無理なく医療にAIが入ってこれると思うんだけど。
#ジブリで学ぶ病院
— ねまちゃん🎀 (@nemachan1103) 2020年9月22日
救急からの病棟の流れがすごいわかるwww pic.twitter.com/H6ny379tjb
今年度版の新しいカオスマップ作成しました!
— aritaku (@aritaku03) 2020年9月26日
2020年度ヘルスケア・メディカルカオスマップを作成しました!|aritaku(有村琢磨) @aritaku03 #note https://t.co/1WQ8AQy39F pic.twitter.com/6Kl3YXyJqv
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早いもので2020年度も上半期が終わり、2020年で見ると残り3か月です!
医療機関にとっては激動の年になっていますが、自分自身もTwitterでヒントや刺激をもらいながら頑張っていこうと思います。