11月分の面白かった病院経営Twitterをまとめました!
「病院運営の事例」と「医薬品管理」というトピックを新たに作ってみました。(医薬品管理は、新型コロナウイルス向けワクチンの開発により、改めてその重要性が注目されていますね~)
病院運営の事例
22年改定に向けた準備リストの備忘録。①自院機能の立ち位置の明確化と強化②多職種による医師の支援③院内デジタル化の推進④DATAストラテジ ストの育成⑤医療人の人財確保と教育、評価体制⑥災害や感染対策のBCP
— Alphabet@病院・介護の法人経営企画室 (@Q7eOrvVezwREwZo) 2020年11月25日
組織内に中堅の職員が多いほど組織が安定すると感じた。
— e-Dataくん (@eDATAkun0123) 2020年11月25日
手術では難度の高い手術(高点数手術)ほど経験年数のあるベテラン看護師が関与する。
組織論として、中堅のスタッフを増やすこと。そのために勤務環境の改善が必要。ストーリーができあがった。
勤務環境改善はこんなところにも波及する。
前例のない前年同月比の間で2回の診療報酬改定。
— K Mat (@KMat74562541) 2020年11月16日
消費税の更なる補填不足。
感染性疾患の激減。
緊急事態宣言下での外傷性疾患の激減。
緊急性の低い検査、手術の延期。
健診の減に伴う紹介患者の減。
感染防護具の高騰と使用量増加。
受診抑制。
コロナ受入のための空床確保。
ほとんど赤字要因。
臨床工学士は内視鏡室に配備すべき。
— 内視鏡医べべ (@endoscopist83) 2020年11月6日
CEが入ってからスコープや機器のメンテナンスがめちゃくちゃ安定。日常点検や取り扱いが整備され大きい修理も明らかに減った。
そして、介助にも積極的で楽しそうに内視鏡やデバイスをいじる姿は他職種にも刺激になる。
患者数が伸びた診療科で見られたこと
— 連携室と準備室 (@sintou_renkei) 2020年11月11日
・診療科の特徴を明確にする
・特徴を適切に地域に情報発信する
・また紹介したくなるような紹介状への返信
・逆紹介を積極的に行う
病院経営のヒント
病院は違う背景の専門職が集まるエキサイティングな場所。そして医師は大抵、経営やマネジメントについては専門外。
— kusakabe33 (@3350Kusakabe) 2020年11月20日
それぞれの専門性が生かせて、組織として最良のパフォーマンスを発揮出来れば皆ハッピーなはず。
…なのだが、医師の中には自分が決めて指示を出さないと気が済まない方も…。
「医療スタッフは臨床に専念できるよう、事務スタッフは医療スタッフが効率的に働けるためのオペレーション構築やプロジェクトマネジメントをやるべき」は本当にその通りだと思う。そのようなマネジメントスタッフが不在の病院が多い(もしくは医療スタッフが兼任)のでは。https://t.co/P8PGfrwuqj
— まいたけ👨🎓 (@DrMaitake) 2020年11月21日
GHCは「増患」をテーマにしたセミナーを
— とりかご (@medi_cage) 2020年11月3日
プリズムは「加算(診療単価向上)」をテーマにしたセミナーを開催する。
コロナ禍でいかに患者を増やすかという視点と、患者数が戻らない前提で単価を上げようという視点、どちらが正解かは関係なくそれぞれのアプローチが興味深い。
〝自分たち病院がどこに向かっているのかわからない!〟とスタッフから声が漏れてきた。世の中の病院の多くがその地域や医療圏において自分たちがどういう役割を担うか、近隣の競合と比較してどういう点で優位性があるかなど分析したうえで〝連携すべき施設および顧客(患者)〟に打ちだせていない。
— Terou@日本で1番へっぽこな病院事務長 (@kakkoiiyowamusi) 2020年11月21日
新入院患者1,000人
— K Mat (@KMat74562541) 2020年11月12日
平均在院日数10日
単価60,000円
この場合、
新入院患者1人増減の影響額は60万円
平均在院日数1日増減の影響額は6,000万円
単価1円増減の影響額は1万円
「さんすう」の領域の簡単な話だけど、この辺の規模感が身についているか身についていないかは、結構重要だったりする。
個人クリニックは、風邪やインフルの減少に加え「膝が痛いから湿布もらいに行く」高齢患者も減るので、打撃はかなり大きそう。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2020年11月24日
んが、
そもそもそんな患者が溢れて儲かりまくってたコト自体どうなのか、とも言えるので
基本は「めちゃくちゃ働いてる」大病院の勤務医や看護師などの支援を優先すべき
現場の課題解決
必至になって病院の経営改善を実行し、収支状況が良くなると、様々な変化があった。
— e-Dataくん (@eDATAkun0123) 2020年11月12日
毎日外来ホールに足を運び、現場の状況をチェックしていると、気のせいか外来ホールのスタッフの対応が良くなり、活気があった。
病院経営は、良い意味でも悪い意味でもスタッフのマインドまで変えると気づいた。
病院は大規模な多職種の組織。
— e-Dataくん (@eDATAkun0123) 2020年11月28日
経営改善は、組織全体で始めると想定外のことが起こると修正がしづらい。
そこで改善の可能性が高い部署を限定して始めるスモールスタートだと負担が増えず実行しやすい。
過去に在院日数が長めでDPCの理解のなかった診療科Aがあり、医事課と協力して医局に突入・・・
病院への電カル導入をプロマネして一番学んだことはシステムは依頼者も一緒に作り上げるものだということ。普段の生活では出来上がったプロダクトを目にすることが多いから、発注したら完成したものが来るんじゃないかと思ってしまうけど、そんな訳はなく。依頼者の主体的な要件定義・運用設計がカギ
— Yoko Gocho/旅するパラレルキャリア薬剤師 (@Yoko_Gocho) 2020年11月18日
病院内の課題を見るには、登場人物ごとに視点を切り替えなければならない
— ハイエイシュ (@haieishu) 2020年11月26日
視点の切り替えがなく課題解決に乗り出すと摩擦がどこかで出てしまう
登場人物の洗い出しのひと手間が後工程をぐんと楽にする
前のひと手間、後のふた手間を減らす
「手洗い場のペーパータオルをコスト削減のために安いものにしたところ、ペラペラの薄い紙になり手を拭くのに必要な枚数が増えたためにかえってコスト高を招いたドジっ子赤字病院の一例」
— レ点💉💊🧬 (@m0370) 2020年11月24日
各手術室にアレクサ(Amazon Echo Dot)置けば、
— genDa (@genDa39099470) 2020年11月26日
・手術部内のインターホン代わり(○番入室しました〜)
・手術部内スタットコール
・外科医にかかってきた電話をbluetoothでハンズフリーに
・普段は術中BGM
として使えるシステムを超安価に構築できるのでは?
プライバシーからむ内容は禁。PHS使う
先日、「なんでそんなに、オペレーションのいろんなこと知ってるの?」と訊かれて、
— 小迫 正実 (こさこ まさみ) (@masamikosako) 2020年11月25日
「うーん、病院経営が好きだからですかねぇー」と答えてから、考えてるんですが、
そもそもフィールドに限らずオペレーション改善が好きです。
特に医療現場の改善が売上アップやコストダウンに繋がるのが好きです。
組織のマネジメント
どこまでは手を出さなきゃいけなくて、どこからは手を引かなきゃいけないというさじ加減って、とても大切。
— Y.MURAYAMA (@otmuracha) 2020年11月19日
このさじ加減を誤ると、人が育たないばかりか士気を下げたり不要な敵ができたりしてしまう。
マネジャーとして伸び悩むのは、大抵こういうことじゃないかなって最近思う。
決められたことは遵守できるけど、決められたことの意図や本質まで理解してくれる人は多くない。全て決めるのは現実的に難しい。優秀なマネジャーは、スタッフに意図や本質を伝えて権限委譲している。ここが弱くて何でも報告、相談させるマネジャーは、人を育てられていないことに気づいていない。
— Y.MURAYAMA (@otmuracha) 2020年11月24日
日本でも人事系ソフトウェアが盛んになり、コーチングなどへの期待値も高まっていますが、結果としてマネージャーにメンバーの「心理的ケア」を期待する動きが高まりすぎてると感じてます。心理ケアは専門性が必要な仕事であり、そこを事業で成果を出してきたマネージャーに期待しすぎるのは酷かなと。
— とくさん|マイコーピング (@nori76) 2020年11月24日
やらないという意思決定をした上でやらないのと、意思決定しないでやらないのは、表向きは同じでも意味は全然違うよ。
— K Mat (@KMat74562541) 2020年11月26日
新型コロナと病院運営
医療機関以外でもディスポ手袋使うようになったため、医療機関で手袋が不足しているという事態が起きています(困っています)。メディアの方々、この問題を取り上げてください。一般の方々、問題意識を共有してください。
— Hiro.M 医師@クリニックフォア会長 (@clinicfor_cmo) 2020年11月26日
#医療事務の愚痴 #入院 #28公費
— snoom. (@onequartz129) 2020年11月18日
コロナで入院したら公費なので、タダだと思ってるひと大多数だと思いますが、あなたの、その入院費を公費にするために、あなた自身が役所や保健所に書類を提出しなければ、病院はあなたの入院費を収入として受け取れません。ご存知?
個人防護具をぴちっと着て感染された方に会うのと、飲んで食べてどんちゃんする昔ながらの忘年会。
— Fumie Sakamoto,MPH,CIC 坂本史衣 (@SakamotoFumie) 2020年11月18日
どちらの感染リスクが心配かといえば、圧倒的に後者。
近くで飛沫をあびなければ、そう簡単に感染しない。
静かな空間では、そう簡単に感染しない。
その逆は避けよう。
準備したはずの病床が予想以上に不足...運用には「箱」だけでなく「人」が必要。患者さんの状態によって診療負担も変化する。そのため現場では「準備した病床」と「運用できる病床」の違いが起こってくる。単なる「病床数」と、実際に運用できる「有効病床数」は異なっているのです。
— 今村顕史 (@imamura_kansen) 2020年11月18日
昨日のコロナ発表のまとめ
— ささがさん (@sasaga012) 2020年11月22日
①武漢で原因不明な疾患が
発生したくらいに院内システムを
作り始めた病院が結構あった。
②行政の動きは基本凄く遅い。
しかし予算などで持続力は
ずば抜けて高い。
③院内システムはブラッシュアップ
されていって良い方向にある。
外気温下がって来たから検温の精度がイマイチなんだよなぁ。マンパワー割いてまで検温するの、いつ撤退するかが問題。本当は発熱外来の方に人を充当させるのが合理的なんだけど。
— tefujita (@tefujita) 2020年11月13日
古くからのフォロワーさんは知ってると思うけど、ワタクシついこないだまで看護助手だったんですね。こちらでも看護師登録済ませてから早2年半、早く戻らないと登録がやばい状況だったんだけど、呑気にしてる間にパンデミックになっちゃって、コロナに関われる準備のある助手さんは本当に少なくて、
— ナオミ (@nao73714) 2020年11月16日
予想はしてたけど、フランスの病院のICU病床は90%以上COVIDで埋まっています。今、脳外科で術後ICUに入るような予定の手術を組むことは厳しい状況です。緊急手術と比較的小さな手術は可能ですが、脳外科としてはなかなか難しいですね。早く患者数が減ってロックダウンが解除されると良いのですが。
— 脳外科医ふみ@フランス🇫🇷パリ (@inParis22122975) 2020年11月17日
感染の連鎖を止める“サーキット・ブレーカー”と呼ばれる短期間のロックダウン
— Fumie Sakamoto,MPH,CIC 坂本史衣 (@SakamotoFumie) 2020年11月18日
豪州・欧州の流行国・地域で取り入れられています。特に豪州は早期に実施を決断し、1週間の短期決着を目指しています。https://t.co/3zFiN5foC2
患者対応のヒント
今日、70歳未満の入院患者さんの限度額適用認定証の申請しました。
— まつこ (@matsuko_w) 2020年11月28日
個人的にマイナンバーカードより限度額適用認定証の申請をしなくても自動的に発行されるようにするとか、障害年金や特定医療の申請等々、もっと簡略化して分かりやすい仕組みにするとか、そっちに時間と税金を使って欲しい。 https://t.co/iPSWjVcDNX
本日から内科初診でUbieを導入。受付での業務は増えたが診察室での業務は効率化された気がする。ただ、タブレットの捌きで事務職員1増は痛い。痛すぎる。問診要員だから医師事務作業補助者にカウントできないかな、、、
— tefujita (@tefujita) 2020年11月6日
先週からubie導入したんだけど、医師に聞くと「病歴の確認があるのが助かる」という声が大きい。絶対に聞かなきゃいけないけど聞くのも大変だし電子カルテに打ち込むのも大変だから、という話。なるほど〜。
— tefujita (@tefujita) 2020年11月12日
医薬品管理
オンライン服薬指導システムの市場シェアの観点で考えると、調剤市場は大手薬局チェーン上位5社を集めても10%程度のシェアという超分断市場。大手チェーンに導入されたことは、印象的な出来ごとであり、今後業界に影響を与えそうだが、現時点で市場の大半を取ったことを意味しない点は留意したい。
— Yoko Gocho/旅するパラレルキャリア薬剤師 (@Yoko_Gocho) 2020年11月13日
いろんな病院にヒアリングした結果、薬の理論在庫を把握していない所が意外と多くて驚いている。①システムがない②複数の使用経路があり集計が困難③業務負荷のためできないといった理由が主。実在庫のみだと、盗難や紛失があってもわからないし、主体的なモノ&コストコントロールにつながりにくい。
— Yoko Gocho/旅するパラレルキャリア薬剤師 (@Yoko_Gocho) 2020年11月9日
若い薬剤師さんに卸不要論をオブラートに包まれながら語られたんだが(そもそも失礼すぎだけどな)。
— ノーマルワンMS (@ynwa6t) 2020年11月13日
ではメーカー直販や、ヤマトや佐川Amazon等が厳密な温度管理、返品、回収、情報提供、至急配送、価格交渉できるかね?
家族の安否確認もままならず、震災時に不眠不休で薬を供給した卸は不要かね?
>DPC対象病院で、経済効果の高いフォーミュラリーを作成、運用すれば、短期的でも長期的にも医薬品購入費を削減、収益を増加できることはNHSのデータによっても示されている。
— とりかご (@medi_cage) 2020年11月16日
なるほど('ω')
ファイザーのコロナワクチン、“−70℃”の超低温輸送が必要。マグロ等の高級魚に使うF4級の冷凍倉庫でも-50℃だから、食品のコールドチェーンは使えない。ドライアイスは-79℃なので、均一・安定して-70℃には冷やせない。よーし父ちゃん、液体窒素関連株を買うぞ!https://t.co/Cd7bYd0cLn
— ボヘカラ (@BOHE_BABE) 2020年11月12日
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今年は本当に病院運営に関わる方にとって受難の一年だったと思います。。
新型コロナウイルスの感染状況も相変わらず厳しいですが、よい201年になるよう、残り1か月頑張りましょう!