今年もいよいよ大晦日です。
このブログやTwitterでも何度も言っていますが、新型コロナウイルスの流行に伴い、今年は医療・介護関係者にとって激動の一年でした。この領域に関わったすべてのみなさまに、「おつかれさまでした」。
今年最後のTwitterまとめをお届けして、2020年のブログ記事は終了にしたいと思います。それではご覧ください~。
病院経営のヒント
ベッドコントロールについて考えておりました。
— Takahiro_Inukai@医療経営を考える人 (@Takahiro_Inukai) 2020年12月14日
全体管理のイメージとしては「複数のテナントが入るフードモールをどう効果的に運営するか」に近い気がします。
診療科はテナント。単価が安いラーメンもあれば、高級なイタリアンもある感じですね。これらに同資源を割り振るかを考えます。#医療事務
診療で100円稼ぐのに100円以上のコストがかかってる場合に人件費以外で費用削減するには…薬品費や診療材料費の価格交渉に一層の力を入れて、差益確保ができるか。業者と交渉、医局と品目を合わせてもらう交渉etc…病院事務職には、データを見せて、相手をその気にさせる交渉力のスキルが必要である。
— Alphabet@病院・法人経営企画室 (@Q7eOrvVezwREwZo) 2020年12月10日
うちの長は広げる風呂敷はつつましいが、地道にやっているぞ。春の防護具不足なかどうにかこうにか個人防護具を配布し、夏には地域内での検査体制を拡充と必要な病床を確保、老人福祉施設への感染対策支援・指導などをしている。地味だが、無駄はないし手堅いと思うぞ。
— 眠狂四郎 (@nemurikyoushiro) 2020年12月1日
元ツイと趣旨違いなんだけど、医師事務作業補助者と看護補助者って同じサポートスタッフなんだけど、制度的には完全に分断されてるんだよね。業務の7割を看護補助、3割を医師補助という風にできなくて、それぞれ専従者が必要。運営上の非効率がある。ちゃんと必要数配置するから相乗りを認めてくれ~ https://t.co/DrDTTbH2Y0
— tefujita (@tefujita) 2020年12月29日
1.前期間に実績がなくて当期間にあった薬剤を集計。
— K Mat (@KMat74562541) 2020年12月6日
2.前期間は実績があって当期間になかった薬剤を集計。
3.双方に実績があったものは下図のマトリクスで集計。
薬価、購入価、薬価差のどれでも良いけど、毎年薬価改定がある状況下では、大まかに何がどう影響しているかを把握するのは必要だと思う。 pic.twitter.com/6uaiNzwMFK
【物品の購入について】
— 連携室と準備室 (@sintou_renkei) 2020年12月22日
上司の決裁をもらうには以下の手順を踏むことが多いです。
必要理由→仕様→2社程度から見積合せ→安い方を購入
※安い方を買わない場合や見積もり合わせをしない場合はそう判断した理由を付記。
病院は事務部門同士でディスカッションする定例ミーティングが少ないのではないかと思っている。
— 堀江惇【病院広報人】 (@hospital_prman) 2020年12月15日
本来、経営企画は全部署と月一程度で機会を設け、課題吸い上げや全体戦略との相違がないか確認すべきだなと。
前職の企画時代は全く意識しなかったが、非常に重要な視点な感覚が今はある。
病院内の業務改善事例
病院給食。
— 石坂真一郎 @医療経営するCPA (@s_ishizaka) 2020年12月12日
全施設手作りだったが、完全調理品に切り替えた。
医療法人の栄養科は、調理ではなく栄養指導に注力すべきとの考えから。
大根の皮剥きはカットすべき業務。
単純作業を最小化して専門性の高い業務に注力させることが、スタッフの付加価値を高め、スタッフを守ることだと思う。
SNSを介したトラブルを防ぐために石川氏らが作成した利用時のチェックリスト。
— 週刊医学界新聞 (@igakukaishinbun) 2020年12月7日
投稿する前に一度立ち止まって考えてみませんか?
週刊医学界新聞〔寄稿〕医療系学生・医療専門職がSNS関連のトラブルに陥らないために(石川和信,諸井陽子)https://t.co/8SiPmXjm3y pic.twitter.com/HIgtJlFnWx
評価シートにガシガシ落とし込んでた時期があるのですが、各方面から「若手が頭を使わなくなる」「勉強の機会の喪失」「患者目線で考えることができなくなる」「自分の看護ができない」などのクレームを大量に頂戴しました。
— Takahiro_Inukai@医療経営を考える人 (@Takahiro_Inukai) 2020年12月7日
無視して導入。2年後には「便利、これなしはきつい」に変わりましたが。 https://t.co/EFFnIv9r8T
聖路加のサリン事件の時じゃないけど、普段は普通の施設なのだけど、こういうパンデミック時に備えて臨時病床を即時に建てられるようなそういう備えが必要で政府や自衛隊もそれを考えた方がいいのかもしれない。
— Gesshin (@tanacin21) 2020年12月9日
みんな好きでしょ、秘密基地的なの。
働き方・仕事のヒント
実は当院にはレントゲンさんはいないんです
— くまお@手術室看護師長+医療経営士 (@Nsmmskuma) 2020年12月29日
事務さんもいないし、施設管理さんも、検査さんも、診情さんもいません
昨日、今日の付き合いじゃないんだから名前くらい覚えろよ
ちなみに僕の名前は「オペ室の師長さん」ではありません。別にいいけど…
KPI は「自分達の行動によって数値を100%変動させられるもの」にすることが望ましい。
— 堀江惇【病院広報人】 (@hospital_prman) 2020年12月2日
例えば、病院の連携活動のKPIを紹介数にセットしてしまうと、他者要因で数値が変動するため、管理出来ず、達成出来ない場合に非戦略的な行動が増えるだけ。
だから、KPIは訪問数や訪問アポ電話数にセットする。
仕事のカテゴライズは
— 経営企画課の事務マン (@renkeiman_who) 2020年12月3日
1.重要かつ早く
2.重要だけど急がない
3.重要ではないが早く
4.重要ではないし急がない
の他に
5.重要ではないし急がないけど、とりあえず早くやっとくと信頼を得られる
っていうのがあると思っていて、その最たるものがメールの返信。とりあえず「拝受」だけでも送っておこう。 https://t.co/cDDQZrjNhb
薬局に入職したとき上司が最初に教えてくれたのは「自分の手に負えないと判断したら、すぐさま別の専門職につなぐこと。なんでも自分でやるのが正しいのでなく、自分の限界を知り行動できるのがプロである」と。経験を積めば積むほど自分ができないことを認めるのは難しく、この言葉の重要性を感じます
— Yoko Gocho/旅するパラレルキャリア薬剤師 (@Yoko_Gocho) 2020年12月16日
前職では各課での仕事の押し付け合いって経験しなかったから、これは病院特有なのかな。
— 経営企画課の事務マン (@renkeiman_who) 2020年12月16日
考えたら病院の事務仕事って細分化され過ぎだよね。蛍光灯ひとつ取り替えるのも施設課が来てやってくれる。前職なら自分で机に乗って取り替えてたわ。
TVerでコメダのカンブリア宮殿見た。マクドナルド、セガでCOOを務めた臼井社長、最初身分隠してコメダの洗い場に入り若い先輩に「おじさん遅いね」と言われながら皿洗ってたらしいw今も本社の下の店で週に一度は店に出て現場で仕事してるとな。MBAホルダーのエリートでありながらバリバリの現場主義者 pic.twitter.com/fJl57RmSys
— RK (@kawauchi_co) 2020年12月12日
これからの時代の地域連携
地域医療構想における、機能分化連携は、患者さんの選択肢が狭まることになる。医療だけでない、交通アクセス等のサービス全体の質が伴わなければ、地域を不幸にする。
— 福島義男 (@YFukushima6) 2020年12月3日
各施設の責任は大きい。
質の改善には当然、人や物への投資が必要。その原資は生み出せるのか!
難問。でも必ず解く。
転院調整先でコロナの陽性職員が出て転院調整の仕切り直しをして、自分の病院で陽性の職員が出て偉い人たちで仕切り直されて、どこの病院でも陽性者が出る状況でこれまでと同じように転院調整ってもう無理じゃね?って思いながら転院調整在宅調整板挟み業務こなしてます。病むわ。
— まつこ (@matsuko_w) 2020年12月15日
退院調整の時にPCRかLAMPやるのがスタンダードになりそうなぐらい陽性患者が増えてるけど、これにプラスして患者家族が濃厚接触者かどうか事前に確認するのも必要になりそうとぼんやり思っていたら、転院調整先で濃厚接触者が出たとかで、転院調整が止まった。
— まつこ (@matsuko_w) 2020年12月1日
とりあえずオレンジジュース摂取。
主軸にしていた診療科の患者数が伸びません。
— 連携室と準備室 (@sintou_renkei) 2020年12月15日
入院が必要な紹介が減っているのと、その診療科は急を要さない手術が多いことが原因ではないかと思います。
仮説が正しいのか診療所訪問を強化してみようかと思っています。
中高生の職場体験、病院の前方連携/後方連携を体験するのはどうだろ?
— 小迫 正実 (こさこ まさみ) (@masamikosako) 2020年12月26日
フリーアクセスと国民皆保険、セーフティネットの素晴らしさと恐ろしさを身をもって理解できると思う。
僕は良くも悪くも孫の中で末っ子だったので、祖父母の入退院に同行することが多かったけど、
少子化の時代、体験は大切。
病院事務の仕事
病院事務
— 🎄Fumie Sakamoto,MPH,CIC 坂本史衣 (@SakamotoFumie) 2020年12月10日
で一括りにするには専門性が高く、バラエティに富んでいます。病院という組織を動かすエンジンなんですよね。
医療系の病院職員には管理職含め事務系の仕事の種類や内容をよく知らない人も多いので、こういうのを資料として使うとよいと思う。とても分かりやすい。 https://t.co/JcADuvJ3Wq
#鬼滅の刃 コラの #病院事務 版をざっくり作ってみました。
— Takahiro_Inukai@医療経営を考える人 (@Takahiro_Inukai) 2020年12月9日
コメントは完全に主観と思い込み(あとスペースの問題)です。面白味もないが、どうか一つ許していただきたい。
医師事務作業補助とか経理とかあったんですけど、載せれてません。
なんでミツリちゃんを資材(購買)担当にしたんやろ… https://t.co/jrBbuEsPoM pic.twitter.com/aHINg5oYAX
ちなみに余談だけども若い病院職員は
— ささがさん (@sasaga012) 2020年12月6日
救急の受付は経験しておいた方が良い。
理不尽な事だらけで「世の中こんなもんか」
と思えるようになるし意外と世の中の流れが
わかるようになる。
35過ぎるとダメージが半端なくなるので引退推奨
期待するならキチンと待遇と見合った仕事をあげないといけないですよね。エース、プロスペクト人材を何年も専門新卒と同じような普通の事務や雑用みたいな作業。期待してるからということで「病院用」の名の下に骨抜きにしたQC活動をさせるだけでは「期待」を受け取れないようですよ。 https://t.co/5UjMjmTijp
— Takahiro_Inukai@医療経営を考える人 (@Takahiro_Inukai) 2020年12月26日
関連病院と医事課を比較してみると、医事課で有名な職員がいる病院ほど、組織がしっかりしていた。
— e-Dataくん|目指せ!医療データのソムリエ (@eDATAkun0123) 2020年12月24日
高額査定にならないようなチェック、再審査請求の流れ、指導管理料の算定漏れ対策。職員の意識の違いが医事課の体制の強さだと感じた。
医事課の人財育成は、病院経営で大きなテーマだと思う。
極端だけど、個人的には入職初年度は全員医事課に配属させたいんだよね、1年でもいいので
— じゅん@病院事務課長🇯🇵 (@clerk_junjun) 2020年12月20日
どの課にいても医事がちょっと分かるってのは経験上有利に働いたし、接遇から会計、文書やりとり等一通りの事務作業を経験できるし、医療職との関わりも多い
加えて若い内に企画経験を積ませられればいいなと
新型コロナウイルス患者受け入れの現場から…
もともとクラスター潰しは、本格的な流行期の到来を遅らせ、それによって稼いだ時間で流行期への備えを整える、というものだったと思ってる。
— ultraviolet (@raurublock) 2020年12月10日
日本は欧米諸国に比べて流行期の到来を半年以上遅らせることに成功した。大成功と言っていい。これだけ時間があったのだから、さぞや… https://t.co/JngwHmSdd7
潜在看護師をいきなりコロナは無理よ
— さくら珈琲@ (@Ducati_899p) 2020年12月5日
①コロナ病棟
②ICU .OPE室 .救急
③急性期内科外科系病棟
④慢性期orマイナー病棟
⑤外来
④⑤に復帰してもらって余裕の出た人員を③→②→①で順送りしないと
ブランクある人は⑤でもキツイのにいきなり①は来るわけないし、イケルと思うナースは逆に怖いよ
他院からの重症例を断りまくってんだけど、去年の冬と違ってCOVID-19で埋まってるからベッドが全くないんよね。ICU以外の一床がなんとかあいても救急隊を優先するからね。断った症例が生存してるのか知るよしもないけど。
— 🦀cede mox, recede longe, redi tarde🦀 (@fuchikoma1977) 2020年12月23日
でも、これって国民の無意識下の願望の表れなんでしょ?しょうがないよ🤷♂️
現場の人間がなんとか頑張っているのを当たり前だと思わないで欲しい。
— Shungo Y@「会」と「食」を分けよう (@bizarreID) 2020年12月11日
「これ以上若いもんを傷つけないでくれ」 pic.twitter.com/XTPjh2VDaP
頭のいい人は、あれこれ考えずに医療現場を実際に見れば良い。見学者の大半は声が小さくなりますよ。
— Critical_care_pharmacist with AST (@ClinpharmZono) 2020年12月15日
感染だろうが、不倫だろうが、謝罪会見は不要
— 🎄Fumie Sakamoto,MPH,CIC 坂本史衣 (@SakamotoFumie) 2020年12月6日
医療×ITでの臨床現場の変革
広島県福山市
— 園生智弘@TXP (@txpsonoo) 2020年12月10日
救急隊が院外のタブレットで入力したクラウド上の情報が、病院電子カルテ端末上に飛んできた瞬間
業界を知る人ならわかると思うが、10年以上救急医療業界が望み続けてきたことが実現された瞬間 pic.twitter.com/Ikv1rvjwCd
僕が2020年のデジタルヘルスを総括するなら以下かなと思ってます。
— aritaku (@aritaku03) 2020年12月25日
2020年の流れ
- 健康相談サービスの浸透
- オンライン診療・オンライン服薬指導の解禁
- コロナによる受診者減
- フェムテックの拡大
- 治療用アプリの登場
- RWDの活用拡大
- PHR市場の激化
- 睡眠・メンタルヘルスへの注目拡大
メドレーが株式会社パシフィックシステムを買収!!
— 二宮英樹@データックCEO | 医療×データサイエンス (@health_data_sc) 2020年12月17日
中小病院向け電子カルテ
病院向け電子カルテも二極化😗
大病院は富士通、NECなど高機能、高価格、カスタマイズ。中小病院だと、シンプル、低価格が求められるhttps://t.co/SABn0o5Nnm#メドレー #電子カルテ
システムを3つ導入して、人員の最適化を図るのがおそらく事務組織の中で働く人にも、病院にも良いんだろうと思うんだけど、最初に動かすパワーが無さすぎて現状維持が続いてしまっている。
— 地域医療連携マソ (@renkei_mas0) 2020年12月7日
説得できる材料はあれど、感情のところで理解して頂けないのは自分の努力が足りないんだろう。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
この「病院経営Twitterまとめ」企画、おかげさまで毎回なかなかの反響をいただき、改めて取り上げさせていただいたTwitter関係のみなさまに感謝いたします。来年もよろしくお願いいたします。
2021年も、仕事のヒントやモチベーションにつながる内容をこのブログやTwitterで取り上げていきたいと思います。今年1年、本当におつかれさまでした!