2021年9月に面白かった病院経営Tweetをまとめました〜。
9月はかなり面白いツイートが多く、どれを掲載するかにかなり頭を悩ませました。内容の濃い今回のまとめ記事、ぜひご覧ください!
病院経営のヒント
赤字病院が院長交代し半年で黒字化した。院長が医局に指示し従わせて、院長が看護部長に指示し従わせて、院長が事務長に指示し従わせて、外来・入院患者数がどんどん増えていき、企画がその頑張りを可視化し日々共有。トップの意向が末端まで浸透し、収支がついてきたのが半年後。院長の存在は大事!
— Alphabet@病院・法人経営企画室 (@Q7eOrvVezwREwZo) 2021年9月24日
「看護師業務がこれほどコスト管理に影響しているとは思わなかった」
— K Mat (@KMat74562541) 2021年9月15日
「コスト管理的観点で県内の医療動向を学べた」
「コスト管理とはアウトカムが重要となり、コスト削減でアウトカムも下がっては意味がない」
「発症してから人や物にお金をかけるくらいなら発症予防にコストをかける」
良い感想。
救急医療のマーケットは
— 救急医:園生智弘@TXP (@txpsonoo) 2021年9月14日
救急科のマーケットではない
入院単価100万円を超える救急車患者600万人のコントロールと考えると
5兆円市場
痺れる!
弊社のこの15年ぐらいの好循環事例としては、病棟が機能的に陳腐化した時点で最新の知見やノウハウを取り込んだ新病棟を増築し、余剰になった旧病棟部分は老健や機能訓練室にコンバージョンするパターン。償却一山越えた既存建物が生むキャッシュで新病棟の返済を内部補填する。
— tefujita (@tefujita) 2021年9月7日
JCIは審査官が国外から来ることもあり、リモート審査に切り替わってます。
— Takahiro_Inukai@医療経営を考える人 (@Takahiro_Inukai) 2021年8月27日
審査期間も5日間あり、文書確認よりも現場への視察やヒアリングに重点を置いているJCIがリモートできるなら機能評価もリモートでいいんじゃないの?って思っちゃいますね。 https://t.co/2Hx9tMowjn
オンライン資格確認ができるようになった
— ふじいまさし@病院経営 (@fmasashi) 2021年9月28日
確かに一瞬で確認が終わる
保険証と診察券をなくそう pic.twitter.com/St8Rzs1VLx
空床確保料も加味した事業計画を立てていた医療機関においては、下期の見込直しが急務になるか。加えて、第6波~をどの程度の受入患者数ベースで見込むかが1つの鍵になる。
— みずっち (@taku13ya) 2021年9月24日
診療報酬加算打ち切りへ コロナ対策、実費補助に 田村厚労相(時事通信)#Yahooニュースhttps://t.co/kzLxtJkQFU
自衛隊医官による地下鉄サリン事件Facebook備忘録の件。むかし知念先生がツイートした内容の通り、この中のどれか1つでも欠けたらさらなる被害拡大になっていたはず。
— ぽんこつQ²隊のぼやき💭 (@80lightyear) 2021年9月18日
奇跡や偶然という曖昧模糊とした言葉で終わらせず、検証を行い後世に残すことは大切だと感じた次第。 https://t.co/rdsm9AUNAa
診療報酬関連
薬剤指導管理料の算定増やせという幹部は言うが、マンパワー的な問題と入院患者の状態分析をきちんとしてみると当院では72%ぐらいが現状の目標。
— Saryuの干物@診療情報管理室 (@union_salyu) 2021年9月25日
現場に何も確認せずに算定率を闇雲に伸ばせという指示は違う。
算定率が低いのではなく、どう上げていくかのフォローが大事!#医療事務
診療報酬の算定
— ふじいまさし@病院経営 (@fmasashi) 2021年8月28日
勝手にハードル上げないこと
ルールが記載されてるので
それ以上の基準を上げる必要はない
それで算定できてないとかもったいない
「脳血管>運動器>廃用」この診療報酬の序列が今回の診療報酬できちんと見直されるといいなと思う。脳血管を多く受け入れる方が得するから、という理由で、その他の患者さんの受け入れを制限する病院が少しでも少なくなってほしい。。 pic.twitter.com/vXrjst9q0O
— 手老 航一@地域密着型多機能病院 (@kakkoiiyowamusi) 2021年9月9日
地域医療連携
仕事上の関わりで嬉しかったことは10年以上医師会事務局にいる方から「○○病院の方は敷居が高く話しづらいと思ってたんですけど私さんとはすごくやりとりがしやすいです」と言われたことです。
— 経営企画課の事務マン (@renkeiman_who) 2021年9月17日
医師会の事務さんは各先生の特徴や診療所のキーマンなどを知っているので仲良くなると色々助けてくれます
働き方改革が進む中で、好むと好まざるとにかかわらず、この流れは避けられないと思います。ツールで浮いた時間をクライエントとの面接や他部署との折衝、アウトリーチに使うかどうかがカギ。そして相手先への誠意ある対応。使う側の姿勢にかかっている。 https://t.co/sw9SzFLiPC
— 樋渡貴晴 (@hiwatashi_msw) 2021年9月14日
「相談援助」以外の仕事が多すぎるんだよなぁ………地域連携関係やベッドコントロール、もちろん大切だとは思うけどそこにばかり時間がかかって相談に乗る時間を圧迫されるとMSWって何なんだろう?って時々思う。
— まぁ@MSW (@brvn4NV0ErzKfgt) 2021年9月18日
当院では子育て・介護・仕事・家事などで忙しく平日に検診に行きづらい女性の皆様が、休日に「乳がん検診」を受けられるよう10月24日に「マンモグラフィーサンデー」を実施します!
— 成田赤十字病院 (@narita_jrc) 2021年9月10日
本日から予約受付開始ですので詳しくはHPをご覧ください。https://t.co/B1YxtFC67D#成田日赤 #成田市 #ピンクリボン pic.twitter.com/8tMnVHqhdC
病床稼働率と病院経営
DPC病院の黒字化は病床稼働率90%以上(できれば93%くらいがベスト)の高稼働と在院日数の短縮、それに伴う診療単価の向上でファイナルアンサーですよね?
— 経営企画課の事務マン (@renkeiman_who) 2021年9月27日
細かいこと言うと救急患者と紹介患者の割合とかもあるけど。
8月はコロナ病床拡大で看護師の人数が必要になるため一部病棟を閉鎖した結果、病院全体で満床状態が続いた。
— 経営企画課の事務マン (@renkeiman_who) 2021年9月17日
それが救急車受け入れに露骨に影響し応需率が15%低下。これは心臓や脳など命に関わる急病患者の受け入れを断ったということであり平時なら助かる命が助からないかもしれないという状態です。
病床稼働率 = 新規入院件数 × 平均在院日数 ÷ 月日数 ÷ 病床数
— tefujita (@tefujita) 2021年9月28日
新規入院件数は診療圏をベースに、診療能力と地域連携、救急対応で決まる。平均在院日数はケースミックス次第。一番影響あるのは病棟構成。
前者は一朝一夕では改善しないが、後者は経営戦略である程度コントロールできそう。
急性期病院の地域連携室担当者と
— ハマサン@40代2年目ソーシャルワーカー (@hamasan3218) 2021年9月2日
現状の稼働率について意見交換
いつも率直な意見を頂けるのでありがたい。
なんせ、高齢者の外出が減っているので骨折による救搬が激減⁉また受診控えによる内科系の入院も減少。
そりゃ予定入院も減るのは一理ある。
地域医療に大きな変化まさにコロナ禍。
医療機関におけるマネジメント
医療機関のマネジメントでの他部署間交渉は、期待値調整が必須
— ハイエイシュ (@haieishu) 2021年9月10日
相手の期待値を知らずに交渉するのは標高を知らずに山に登ると同じ
期待値が高すぎるときは登らない、つまり安請け合いしないのも選択肢のひとつ
期待値調整なくして院内交渉なし
病院のダウンサイジングは人員削減(採用計画・欠員補充の凍結等)とセットで実行しなければ収入が減少するのみ。コロナ前後で受療環境が大きく変化した今、自院のミッションを再考し、中長期的な視点を持たなければニーズに合わない箱物を造り、負債となる。コロナ前の計画を白紙にする勇気も必要。
— みずっち (@taku13ya) 2021年9月10日
病院経営の最重要分野である人材マネジメント5大要素の採用・配置・評価・報酬・育成のうち、みんな採用戦略には頭も時間もお金もかけるし、評価報酬育成は何かしらの制度があるのに、なぜか配置だけ見過ごされてないだろうか?
— Yoko Gocho🤾♀️旅する薬剤師🌏×経営コンサル🏥 (@Yoko_Gocho) 2021年9月11日
他医療機関の参考になる人材育成の仕組み等を提案しても「当院はできない」「他院と当院では異なる」という認識では何も変わらない。新しい知識や考えを取り入れず、指示された業務や目の前の業務だけをこなしていても外部との差は広がり続ける。組織全体の今の立ち位置を俯瞰できる人材は貴重。
— 鶴喰伸吾|shisariya@病院事務×医療専門コーチ (@ru_ba_go) 2021年9月27日
病院運営の事例
当院にもついに電話の自動音声案内が導入されました!
— りすこ (@30_siki) 2021年9月29日
びっくりするくらいコール鳴る回数が減ってみんなめちゃくちゃ喜んでます!先生ありがとうございます😭✨#医療事務
ACPやエンディングノートは義務化しても良いのではないかと思うくらいです。
— BlackCozyBadlab (@Bl_C_B) 2021年9月19日
これは、自分のためだけではないです。済まされない話です。
今、すべての人たちに関係する最も大事な話です。
身勝手かもしれませんが、残された側の辛さを考えると様々な手続きの道筋を生前に明らかにしておくことが
おはようございます。
— 亀田総合病院(ちっとばあり公式) (@kmc_pr) 2021年9月10日
本日はちょっぴり珍しい「システムダウン訓練」を予定しております。災害やサイバー攻撃などでシステムダウンが起きた際も、医療を継続できるようにするための訓練です。
館内放送等流れる予定です。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
普段、目や耳を使って院内を見渡す習慣がついている。
— ぱろすけ (@parosuke1976) 2021年9月11日
先日の病棟での些細な出来事
介護福祉士さんが「患者さんのオムツを替えてあげたいけど、いま他の人たちが昼食中だから、ご飯終わってからにしよう」と。
大部屋は認知症の人たちが主だけど、ステキな心配り!
ICUの看護師が『集中治療室の中での看護』と題して成田市内の高校生へ出前講座を行いました。緊急事態宣言中のためオンラインでの開催でしたが生徒の皆さんの真剣に聞き入る姿が印象的でした!
— 成田赤十字病院 (@narita_jrc) 2021年9月14日
当院の出前講座は100以上のテーマから選べます👉https://t.co/ya5jnIrKQf#成田日赤 #成田市 #日本赤十字社 pic.twitter.com/d8rve55l2S
電子カルテ更新
— ふじいまさし@病院経営 (@fmasashi) 2021年9月18日
端末入れ替えは自分らで
これで結構なコスト削減 pic.twitter.com/S6GaJHHak8
「いい?シンジ君
— ぴんとこなーす (@puropera44) 2021年9月18日
16時以降のオーダーは内服も点滴も看護師が全部用意しないといけないの
忙しい時間帯に薬局まで長い階段を下りて登って持ってきてダブルチェックしなきゃいけないの
朝から処方お願いしますって言ってたわよね?
聞いてた?シンジ君、ねぇシンジ君!毎回言ってるわよねシンジ君?」 pic.twitter.com/oBWZhpIqYz
病院運営のデジタル化
現場のWEB問診への評価がかなり良い。
— Y (@bkis_bot) 2021年9月21日
電話問診だと患者さんはあれもこれも必要なのではと不安になり、余計な情報まで喋ってくる。結果、看護師の拘束時間は5~10分。1日20人の発熱患者で短くても100分。これをカットできたのは本当に良かった。事務の提案で車種や待機場所も入力させた。かなり有用。
6.7年前チャットワークを院内で取り入れようと相談した際、かなりの圧力で反対されペンディングになりました。奇跡的に部署内はOKとなったため取り入れましたが当時格段に作業効率が上がりました。今となってはですが当時は「チャットで仕事?」という雰囲気が充満しておりました。
— おやじ病院広報(医療にこそ広報を!) (@Hospital_PR) 2021年9月11日
かなりちょっとずつですがDX推進チーム活動進んではいます。一時期MTGも紛糾(だいたい私とシステムのぼっちゃんの口論w)してましたが目標や道のりが共有できてきた感じです。いまんとこDXと言える代物ではないけど確実に業務改善につながってはいるかな~~
— わ🥝リハ病院総務広報 (@wakasss) 2021年9月24日
大規模ワクチン接種をしている当法人での予約方法はウェブのみ。
— 石坂 真一郎 (@s_ishizaka) 2021年9月11日
当初高齢者接種から開始されたので、ウェブのみで大丈夫なのかと懸念する声は少なくなかった。でも押し切った。
結果として、家族がフォローするなどして大きな混乱はなし。
高齢者を盾に、デジタル化を否定するのはとても危険です。
多分、紙の伝票からオーダリングシステムに移行した時期を経験している医事課職員って、IT化やらDXやらで再度起こるだろう「知識の在り方の変容」、「業務の在り方の変容」ってものをイメージしやすいんだろうな、とは思う。
— K Mat (@KMat74562541) 2021年9月24日
今価値のあるものが将来もそのままとは限らんよね。
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いかがでしたでしょうか?
改めて、病院経営や運営のヒントを得るならTwitterが一番、というのを再認識した次第です。今月も掲載させていただいた皆様、ありがとうございました!