2021年10月に面白かった病院経営ツイートをまとめました!
コロナも全国的に落ち着き始めた10月。Twitterのみなさんも非常時モードから脱出されたのか、病院運営・経営についての話が数多く見られ今回も盛り盛りな内容となっております!
病院経営のヒント
機能評価のような第三者評価の受審を準備する際、職員に対しての説明や皆んなでやるぞって雰囲気づくりって重要ですよね。私は評価機構の外圧を利用して、組織が一つになれるかどうかが一番の目的だと思います。慣例で免許を更新しても意味ない。むしろ組織の活性化に繋げるツールとして活用しないと。
— Alphabet@病院 (@Q7eOrvVezwREwZo) 2021年10月15日
分析の結果最も経営上の影響が少ない6月のどっかの金曜日を休診日・休日体制として、皆で有休取る日にすれば?と提案。
— K Mat (@KMat74562541) 2021年10月28日
昨年度は丁度電子カルテのリプレイスもあって、提案がとおった。
今年はやってないから取得状況が云々とか言われても、本来促進策考えて実施して結果検証するの、お前の部署やで?
当たり前の話だが、経理課や調達部門が予算執行のみでなく、経営企画に匹敵、もしくはそれ以上の意志支援部門になれば病院の強みになれる。もちろん医事課も同様。事務部を執行部目線で客観的に見渡せば宝の山ばかりでないか。あとはリッチなデータを意味ある情報に出来るかどうか。
— みずっち (@taku13ya) 2021年10月22日
調達を行う上で重要な交渉力。方法は様々だが、やはり最後は人間力。院内は勿論、取引業者に信頼される、というのも重要な要素。一貫性と柔軟性、そのバランスを取りながら、共に汗をかくディーラーと病院が一緒に成長できたら最高。自分だけ良ければ、では長期的な成長は望めない。
— みずっち (@taku13ya) 2021年10月15日
うちだけなのかも知れないけど、週一回部長職以上の会議がある。ここでなされる意思決定がコロナ禍初期でかなり現場を振り回した。これはマズイと会議直前にアジェンダを相談ベースで持っていくようにしたら、良い感じでコントロールできている。伝えずに文句を言っても始まらない。伝えることは大事。
— Y (@bkis_bot) 2021年10月11日
DPCデータを使った専用ツールで仮想クリニカルパスを生成し、提携医療機関と比較して、パス改善案を作ったりは割としますね。
— Takahiro_Inukai@医療経営を考える人 (@Takahiro_Inukai) 2021年10月26日
これを診療科部長や看護師長に提案して実行するのは楽しい仕事です。
数ヶ月で結構な額のΔDPCが改善するケースも割とあるんです。 https://t.co/MpgdI6fTlL
一緒に企画を進めてる企業から当院で職員検診をしたいという打診があった。
— 経営企画課の事務マン (@renkeiman_who) 2021年10月25日
私が経営企画課に配属された時から関係作りをしてきて、手前味噌だが良い関係性を築けてると思っていたので結果に繋がってとても嬉しい。
どこにチャンスが転がってるか分からないから人の繋がりって大切ですよね。
医療=医師
— ささがさん (@sasaga012) 2021年10月16日
というイメージは多々あるけど
病院などの運営や経営を知るには
医師アカウントのみをフォロー
していたら良いかというと
違うと思う。
事務アカウントが良いと思う。
経営者は医師が多いんだが
基礎部分に事務がいる。
病床管理について
湘鎌に赴任して3年になりますが、赴任前は600床の病院で年間14,000台の救急車をどう受けているのか不思議でした。
— 湘南鎌倉総合病院 集中治療部 (@IcuSkgh) 2021年10月10日
いざ働いてみてわかったのは、ERのシステムがすごいのはもちろんなのですが、病院全体にある「まぁ受けるしかないよね」の風土です。
理由つけて断る人の割合が圧倒的に少ない。
入院患者さんが多すぎるから取りすぎるな!とやる気のある医師が上から言われたそうで、数を減らさないといけないと相談されました。
— 連携室と準備室 (@sintou_renkei) 2021年10月8日
単に数は減らしたくないので、転院先を複数にすること、入院前から転院先を決める仕組みを作ることを提案しました。
高回転型に変えたいと思います。
以前からなんとなく考えていたのは、入院時点でDPCから在院日数の期待値決めれば1、2週間後の病床稼働率の予測ができるから、それをもとにベッドコントロールしていけば病床稼働率に右往左往しなくていいのではないかというもの。
— tefujita (@tefujita) 2021年10月21日
DPC病棟も包括ケア病棟も平均在院日数がどんどん短くなってて、それは悪い話ではないんだけど、新規入院件数の増加がそれに追いついてなくて稼働落ちるということがままある。病床を回転させる退院支援力みたいなのはピーク需要で決まるけど、需要は季節変動あるから回転力高まるほど稼働は落ちがち。
— tefujita (@tefujita) 2021年10月21日
地域医療連携・退院支援
「彼氏いるの?」は絶対にモテない(汗)。
— ぱろすけ (@parosuke1976) 2021年10月16日
クリニック訪問して「普段どちらに紹介されてますか?」も同義語。「紹介頻度で察しろよ!」って話(笑)!
まずは、自院の強みやビジョンを知ってもらうことが先決。
魅力が伝わり、ファンになってもらえれば、自ずと選ばれていくはずだ。 https://t.co/jeaascfn8J
退院支援やケアマネジメントの成果は、担当が思うNo1や連携のとりやすい事業所を繋ぐ先に、
— 落合 実 (@minoru_ochiai_) 2021年10月5日
地域の社会資源を適材適所で活用したり、資源そのものの維持や発達を促すことだと思う。
でも、そのためには個人ではなくチームや組織全体で乗り越えないといけないことが色々あるよなーと。
日曜日に乳がん検診を受けられる"マンモグラフィーサンデー"を開催し、多くの方が受診されました。
— 成田赤十字病院 (@narita_jrc) 2021年10月25日
「平日は忙しいので助かる」「初めてで不安だったが受けて良かった」「想像より痛くなかった」「スタッフの皆さんが親切だった」など、大変ご好評をいただきました!#成田日赤 #成田市 #乳がん検診 pic.twitter.com/OxXRH4ap93
前方連携のデータ使って分析しつつスムーズな紹介に繋がれば紹介患者増えるスキーム。ケアブックの前方連携verが出たらそれとforCRMのセットで地域連携のボトルネックは解決しそうやな。問題は費用面ww
— 侍楽斗 (@samuraigackt) 2021年10月11日
地域連携とDX〜経営改善と患者アウトカム改善をめざして| Medical DX https://t.co/L8w9xPjE5f
返書への評価として作られた診療情報提供料Ⅲの算定ネックは「紹介した他の保険医療機関からの求めに応じ」の一文。
— 病院経営マネジメントbot (@hp_adm_bot) 2021年10月3日
紹介元かかりつけ医が返書を求める意思表示をしないと、紹介先の病院等は返書に診情Ⅲを算定できない。
2022年度の診療報酬改定
次の改定、集中治療室を急性期一般入院料1の施設基準に入れるかが議論になってるけど、アウトカム評価からストラクチャ評価に逆戻りする話でしかないよね。2014年改定からの看護必要度見直しの積み重ねは一体何だったのか。集中治療室の評価は集中治療室の入院料でするべき。
— tefujita (@tefujita) 2021年10月7日
「次の改定ってどうなりそう?」
— K Mat (@KMat74562541) 2021年10月22日
「財務省が復権しそうですし、新しい厚労大臣は元大蔵官僚ですし、現医師会長は寝技使えるタイプじゃないし、スキャンダルも幽霊病床も含めて割とカタにはめられちゃってるんで、厳しくなると思います。」
「え、そこまで考えるの?」
考えるよ。
ってか考えろよ。
次回改定の論点で「医業収益=患者数×1日単価×在院日数」の変数のうち「在院日数」が消えるかどうかが、個人的には最も気になっている(つまりDRG化にどこまで近付くか)。「医業収益=患者数×1入院単価」にならないと、病床再編は進まないと思う。医療現場の働き方改革に最もつながると思っている。
— さわゆう🌻Yuka Sawada (@sawa_yooou) 2021年10月23日
多職種で取り組む病院運営
病院薬剤師がどんな仕事してるか、というのが職場によって違い過ぎるのかもしれませんね。
— Shota Kadomura, Hospital Pharmacist, Ph.D. (@kadsho) 2021年9月29日
他所で全然やってないことを当院で必死でやってるかもしれないし、当院で全然やってないことを他所では必死でやっているかもしれない。
カートセット、実施済処方、プレアボイド報告は弊社全く…(以後割愛
ソーシャルワーカーの存在意義とは?
— 九州msw (@msw81759308) 2021年10月5日
入退院支援は看護師ができるし、経済的支援は事務員ができるし、心理的支援は公認心理師ができるし、就労支援は社会保険労務士ができるし。
医療ソーシャルワーカーは10年後はどのようなことになっているのか議論と進化が必要。
私が電子カルテの記載時に心がけたのは「視認性」です。具体的には、スクロールせずに全ての記載を収めること。そして、可能な限り日本語で記載し、カタカナや英語を極力用いないようにしました。電子カルテは紙カルテよりも多職種が閲覧します。狙ったのは情報共有のツールとしての機能の最大化です。
— Y.MURAYAMA,OTR,MMgt (@otmuracha) 2021年10月5日
クリニック経営、待ち時間対策だったりホームページだったり広告戦略だったりがよく語られるけど、いちばん大切なのはドクターの人当たりの良さと優秀さです☆
— 裏筋 (@urasudi) 2021年10月16日
キャリア・働き方のヒント
新卒で就職先を決める時、業務内容や給与といった求人票で確認できるような条件面ばかりに着目しがち。しかしそれ以上に大切なのは、選択する業界・会社・職種の仕事に対する姿勢と考え方。ファーストキャリアで培った考え方は仕事に対する”常識”として何年、何十年と自分に大きく影響し続けるから
— Yoko Gocho🤾♀️旅する薬剤師🌏×経営コンサル🏥 (@Yoko_Gocho) 2021年10月8日
優秀な病院事務職の方は事実を伝えるだけでなく「その事実から○○という示唆を得られる」「従って○○を提案する」までセットにした話法をよく使う。
— とりかご (@medi_cage) 2021年10月4日
入院医療分科会の資料はただの事実しか載っていないので「だからなに?」のトレーニングを積むのに最適な教材だと思う。
前に某病院事務長に
— わ🥝リハ病院総務広報 (@wakasss) 2021年10月25日
病院同士で社会人インターンシップやったらどうかしら
と提案したことあるけど、昔とかうちよく他院の事務の人が2,3週間とか研修と称してきてたんだよね。系列とかじゃない単なる知り合い病院の人が。来てた人で今も仲良い人います。
医療機関のマネジメント現場では「誰も拾わない球を誰が拾うか問題」はよく起こる
— ハイエイシュ (@haieishu) 2021年10月12日
業務が増えるととらえるか、成長の機会ととらえるか
ターニングポイントは通過して初めて分かるものが多い
誰も拾わない球を続けて拾ってると
誰も拾えない球を容易に拾えるようになる
仕事には、スキルと知識とコミットメントの3つが必要。
— 小迫 正実(こさこ まさみ) (@masamikosako) 2021年10月29日
仕事= チカラ×キョリ を意識して、どのくらいの力でどのくらい進めたいかを常に考える。
人心掌握にも、スキルやコミットメントが必要。それがリーダーシップでありマネジメント。専門性も2,3個持つ。
文字に起こすとショボいけど、これだね。
電子カルテについて
病院向けの電子カルテでほしいのは、医師が許可した範囲で、家族や患者さんが電子カルテの一部を観れる機能です。
— Ayako Shibata@LINEボットで妊娠や性相談 (@ayako700) 2021年10月8日
家族からしたら病状がどうなってるか心配だけど、医師から毎日全員の患者家族に説明できないので、電子カルテに家族向けの記載を書いて、見てもらえたら安心できると思います
前任地の亀田総合病院では、有料ですが、申請すれば患者さんが自身のカルテを見ることは可能でした。先進的ですね。 https://t.co/RX3FLZZnqq
— hirokazu kuroda@感染症内科医 (@hrkz1985) 2021年10月8日
電子カルテの患者プロファイルに、アレルギー歴しかないのはなぜ?「副作用歴」を登録する項目を作って下さい、とベンダーに投げかけてから、早10数年…何も変わってない(弱小病院薬剤師の意見など通るわけもなく) https://t.co/mMJQJidO62
— Shota Kadomura, Hospital Pharmacist, Ph.D. (@kadsho) 2021年10月9日
最近、電子カルテと他社システムの接続で「AVIS」に関する要望が突然増えました。Bluetooth搭載のバイタル機器で計測した数値を電子カルテに自動転送してくれるそうです。これは看護師の業務効率に大きく影響しそうですね。https://t.co/ZRrPcgDc5C
— medico (@medico_support) 2021年10月15日
病院現場のデジタル化
病院でも、現場 to 現場のコミュニケーションは、どんどんteams になってる。電話とメールで、同じ情報をやり取りするのは、不可能。
— 小迫 正実(こさこ まさみ) (@masamikosako) 2021年10月9日
非同期で、仕事を気軽にお願いできるのはホントによい。
この記事、オススメです。https://t.co/9XLMvQVOHV
【NOBORIはじまりました】
— 亀田総合病院(ちっとばあり公式) (@kmc_pr) 2021年10月12日
「診察の順番が近づくとお知らせ」「診察後は会計に並ばずに帰れる」など、便利な機能がもりだくさんです!
亀田クリニック1階に期間限定の特設ブースを設けています。「インストール方法が分からない」「もっとくわしく知りたい」という方はぜひお立ち寄りください! pic.twitter.com/90lUDatYjl
電カル導入から2週間。
— ぱろすけ (@parosuke1976) 2021年10月15日
ベンダーが驚くほど順調!
若手の順応がエゲツない(笑)。
定時で上がれる病棟もチラホラ。
一方、ベテランの苦戦が目立つ。
面白いのが若手にマウントとってたベテランが猫なで声で若手に教わっているところ(笑)。
上下関係なく教え合い、認め合う。
思わぬ副産物!
医療機関において自動精算機や再来受付機、電話音声システム等の存在はとても大きい。これらは職員の業務効率化を図る事にもなるが優先すべきは患者である顧客。最新の機器を導入しても配置場所が分かりにくく余計に手間をとる導線等では意味をなさない。患者目線でもなく効率化も図れないなら本末転倒
— 鶴喰伸吾|shisariya@病院事務×医療専門コーチ (@ru_ba_go) 2021年10月18日
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いかがでしたでしょうか?
今年も残すところあと2ヶ月(早い…)。病院経営・運営に関わるみなさまのつぶやきをこのブログでも拾っていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします!