病院事務職員の転職活動記①

実は最近、転職活動をしてみています。 私自身の基本情報・置かれている状況は以下のような感じです。 ・大卒で病院の事務総合職として入職し、現在6年目。 ・経営企画部門(1年)→医事課入院部門(3年)→ 業務・品質改善部門(2年) ・現在の部署での大…

部署内での「仕事の平等性」を考える

リカードの比較優位論 私が大学1年生の時にとった経済学入門の授業の中で、今でも覚えているのが「リカードの比較優位」という貿易理論です。 Wikipediaからですが、理論としては以下のような内容になっています。 比較優位とは、自由貿易において各経済主…

「年功序列型」にとって代わるマネジメントを考える①

「年功序列」とWikipediaで引くと、次のような定義が出てきます。 年功序列(ねんこうじょれつ)とは…官公庁や企業などにおいて勤続年数、年齢などに応じて役職や賃金を上昇させる人事制度・慣習のシステム。アメリカの経営学者であるジェイムズ・アベグレン…

相手に仕事をしてもらうことの難しさと重要性

病院での事務職員の仕事は、「医療者をサポートする」という内容も多く存在します。 例えば、日中臨床業務で忙しい医療者に代わって資料やデータの分析をしたり、部門横断的なプロジェクトのスケジュール調整や複数部署間での意見の取りまとめをして、全体の…

病院事務職の教育体制(私案)

先日、中途で入った他部署の先輩とお昼を食べていたときに、「この病院は教育体制とかが確立できていないよなぁ」という話になりました。前に在籍していた会社では、「〇年目までに××の資格を取る、△年目までに~~のレポートを出す」などなど、段階を踏んで…

病床稼働率を上げる秘策は…シンプルな方針を徹底的に実践すること。

今年度になって、ありがたいことに色々な病院を見学させていただく機会が増えています。 そんな中で、500床を超える急性期病院で病床稼働率が100%近い病院を見学させていただきました。 病院経営の一番の稼ぎどころは「入院診療」で、入院収入は患者単価×ベ…

手術を受けるときはかつらを外しましょう。

「手術室に入る直前に、患者の髪の毛がかつらであることに気づいた」という看護師のヒヤリハットの報告をヒアリングしたことで知ったのですが、手術を受ける時には、身に着けているアクセサリーをはじめ、装着物は外す必要があるそうです。 今回はタイトルそ…

ストーリーを考えて仕事をする機会が病院事務には少ない?

以前、こんな記事を書きました。 medical-administrate.hatenablog.com 今月また会議があり、現在各グループに分かれて事前課題を作成しているところです。 事前課題のブラッシュアップにあたって… 事前課題のブラッシュアップのために、中間報告をオンライ…

酒場の病院経営論

タイトルそのまんま、飲み会とかで聞いた話を忘れないようにまとめてみました。(一部酒場じゃないところもあり) 患者のボリュームゾーンはどこか? 病院として、どこの疾患・診療科の患者を多く集めていくべきか?というテーマです。 一つの区に10000人の…

自分が先輩になった時に何ができるのか?

早いもので、社会人生活5年目も終わりに近づいてきました。 病院業界では人事異動というものがあまりないようなのですが、私は5年目で3部署目。色々な経験をさせてもらっています。 ここまでのキャリアに関して人事への不満はあまりないのですが、残念だなー…