医事課での仕事

医事課業務のリモート化を考える

コロナウイルス流行以降、多くの企業で「在宅勤務」を前提にした勤務形態の見直しが取られています。そんな中でも医療機関で働く方々は、事務職員も含めて「在宅勤務」はほとんど経験をすることがなかったと思います。 もちろん医療機関は患者さんを受け入れ…

外国人患者の受け入れと診療費請求の実態(後編)

前回のおさらい 日本の病院を受診する外国人患者は増加の一途であり、2018年に日本を訪れた外国人観光客は約310万人にまでのぼった。このうちの約1%が滞在中に医療機関を受診したと仮定すると、年間で30万人以上の外国人患者が日本の医療機関を受診している…

医事課での新入職員教育に関わって

医事課に異動してはや3ヶ月が経ちました。 患者さん対応やレセプト点検などの一般的な医事業務ももちろん行っていますが、以前医事課にいた時と比べると、派遣職員の勤怠管理や窓口業務の見直し、新入職員への教育などに関わる時間が多くなっています。 特に…

医事課異動1週目の備忘録

新年度より、前部署を離れて再び医事課で働くことになりました。 とりあえずこの1週間は、業務を思い出すために窓口業務や患者対応を中心に行っていました。前に医事課にいた時から約2年半のブランクでしたが、意外とどの業務もスムーズにできていて、体で憶…

病院職員の転職活動記(番外編):大学病院・公立病院の医事課の運営

なかなか終わらない転職活動記ですが、またしても寄り道記事。 転職コンサルタントに紹介してもらった求人情報から見えた、大学病院・公立病院の医事課の運営についてまとめました。 大学病院:管理職の人事異動により崩壊寸前の医事課も!? 求人内容を見る…

医事課が成すべき仕事とは?

先週末に、”Healthcare Ops”という団体が開催した勉強会に参加してきました。 病院経営・運営に関わる人たちが集まって、互いの運用ノウハウや成功体験をシェアし、より良い病院を作っていこう、というコンセプトのもとにこのような勉強会を主催されているそ…

病院でのクレーマー対応に思うこと

病院で働いていると、本当にいろんな患者さんに出会います。 たとえば経済状況だけを見ても、「医療費ならいくらでも払うよ!一番いい個室に入れてくれ!」という患者さんから、路上生活をしていて一銭を払う準備もないような患者さんまで、本当に様々です。…