2019-01-01から1年間の記事一覧
病院経営に関わるTwitterのまとめを前月に続き行ってみました!今回は、12月分! 医事課 DPC委員会からの情報を診療部の末端の医師に伝える難しさを感じ、診療科カンファレンスに参加して全医師に直接伝える形を作りました。顔を合わせて話し合うって大切。…
前回記事のまとめ 〇マーケティングの4つのPとは、Product(製品)、Place(流通のチャネル)、Promotion(顧客との情報のやり取り)、Price(価格)を指す。 Product(製品):自院の診療科や疾患の得意分野、医師の専門性や人数、患者の受け入れ体制など…
先日アップした「急性期病院における医療連携室の役割と今後の課題」の記事は、ありがたいことに多くの方からリアクションをいただけました。 www.medical-administrate.org 医療連携室の業務やその重要性は、記事の中でお伝えできたかなと思っていたのです…
私が勤務する病院では、自分の同期も含め、事務職として入職した3~8年目くらいの若手・中堅世代の人たちが立て続けに辞めていくという現象が起きていました。 転職理由は人によって様々でしたが、「思っていた職場環境と違った」「働き続けていてもキャリア…
半年以上前ですが、病院業界内での転職を考え転職活動をしていた際に、『病院の事務職員の転職活動記』をこのブログで書きためていました。 www.medical-administrate.org 転職活動を通じて自分のキャリアを色々と考えていたところで、医事課への異動が提示…
2019/12/3に、東京都にある8カ所の都立病院を、独立行政法人に移行するというニュースがありました。 www.nikkei.com 今年の9月に発表されて大きな話題となった「再編の検討が必要な公的病院リストの発表」と併せて、公立病院の運営が大きく変わろうとしてい…
前回のおさらい 日本の病院を受診する外国人患者は増加の一途であり、2018年に日本を訪れた外国人観光客は約310万人にまでのぼった。このうちの約1%が滞在中に医療機関を受診したと仮定すると、年間で30万人以上の外国人患者が日本の医療機関を受診している…
新企画です! 「その月に面白かった病院経営に関するTwitterのまとめ」を始めてみようと思います。 Twitterって、本当に様々な意見や知識だったり、現場でのリアルな声が聞こえてきます。私も面白いツイートには「いいね」を押して後で見れるようにはしてい…
訪日外国人観光客が年々増加し、かつ2020年の東京オリンピックを間近に控えたいま、日本社会にとって「外国人観光客の受け入れ」は経済的に大きなテーマの一つとなっています。 一般の商業施設であれば、外国人のお客さんは事前にお店のサービスや商品の値段…
急性期病院の経営において、最も力を入れるべき施策の一つが「新規入院患者の獲得」です。 現在の医療制度においては、医療機関の特性に応じて求められる機能が分かれています。急性期病院には、「急性期(すぐに治療が必要)の患者に対し、状態の早期安定化…
前回の記事はこちらから。今回は解決策編です。 www.medical-administrate.org 前回記事のおさらい ・病院の待ち時間には、大きく以下の3種類が存在する。 病院に来るまでの待ち時間 病院に来てから診察を受けるまでの待ち時間 診察が終わってから帰宅するま…
診療報酬改定が来年の4月を控え、中医協も改定に関わりがありそうな項目を精査する段階に入ってきています。 具体的な項目案・点数案が出るのはまだ先ですが、「改定に関わりそうな」トピックをこのブログでも紹介していきたいと思います。 今回のテーマは、…
入院機能を持ち、入院につなげるための外来診察を行っているような病院(いわゆる「地域の大病院」と言われるような医療機関)の患者サービスにおける問題の一つが、「外来における待ち時間」です。 恐らく、どの病院でも外来運営の最も大きな課題の一つとし…
病院の事務職として仕事をするうえでいつも残念に思うことが、「病院事務の仕事に関する情報収集の場が少ない」ということです。 そもそもとして、ニッチな業界であるということも大きいのですが、病院業界の情報発信ツールとして幅を利かせている「業界誌・…
診療報酬改定が来年の4月を控え、中医協も改定に関わりがありそうな項目を精査する段階に入ってきています。 具体的な項目案・点数案が出るのはまだ先ですが、「改定に関わりそうな」トピックをこのブログでも紹介していきたいと思います。 今回のテーマは、…
今年は関東圏を大きな台風が直撃し、計画運休もこれまでにない大々的なレベルで、事前にアナウンスされて行われるようになりました。 社会全体として、台風の日は国民の身の安全のために休業しましょうという文化が出てきたのは、日本全体がいい方向に変わっ…
現在、私は救急外来・集中治療室の分野に関わる委員会の事務局を担当しています。 月に一度、院内で急変した患者の振り返りを委員のメンバーと行っているのですが、特に急性期病院ではとても大事な取り組みや課題がいくつかあるので、その点について書いてい…
2019年8月26日に、厚生労働省のホームページに「若手チームによる業務・組織改革のための緊急提言」という資料がアップされました。 www.mhlw.go.jp マスコミ各社ともニュースで取り上げており、「強制労働省」とも揶揄される行政の働き方が改めて浮き彫りに…
久々ですが、中医協資料のまとめです。テーマは「医療におけるICTの利活用」。 www.mhlw.go.jp 中医協で6月上旬に議論されている内容ですが、押さえておきたい内容も多いので、改めてまとめました。 遠隔医療について 一口に「遠隔医療」と言っても、 ・医師…
医事課に異動してからは、「ヒト」に関わる仕事が多く、部署内の効率的な業務体系だったり、コミュニケーション方法を考える機会がとても増えました。 今までの社会人人生で考えたことのない範囲だったので、手探りの中での仕事が続いていますが、これを機に…
医事課に異動してはや3ヶ月が経ちました。 患者さん対応やレセプト点検などの一般的な医事業務ももちろん行っていますが、以前医事課にいた時と比べると、派遣職員の勤怠管理や窓口業務の見直し、新入職員への教育などに関わる時間が多くなっています。 特に…
医事課に異動して3ヶ月が経ちましたが、通常業務以外に、私の部署で働かれている派遣職員の方の窓口役の業務を担当させてもらっています。 私が以前医事課にいた時は「委託業務」の契約形態だったのですが、病院の方針などもあったのか現在は「派遣」という…
先日、知り合いの方と一緒に食事をしているときに、「病院の事務職」っていう言葉をもっと的確に、カッコよく表現できないものなのか?という話になりました。 確かに、友人に「病院で事務職をやってるんだけど…」と話しても「何やってるの?」と聞かれるこ…
2020年度の診療報酬改定の議論に向けて、中医協で「患者の疾病構造や受療行動等を意識しつつ、年代別に課題を整理する」ということが行われています。 ・青年期~中年期 ・高齢期 が今回の中医協では議題として挙げられていましたので、各テーマでまとめをし…
医事課で日々患者請求に関わる方々にとって、ストレスフルな業務が「患者への診療費請求の対応」だと思います。 病気で弱っている患者さんと支払いの話をするのには気を遣う一方で、未払いなく帰ってもらうことが病院としては必要なので、医療機関にとっては…
2020年度の診療報酬改定の議論に向けて、中医協で「患者の疾病構造や受療行動等を意識しつつ、年代別に課題を整理する」ということが行われています。 ・青年期~中年期 ・高齢期 が今回の中医協では議題として挙げられていましたので、各テーマでまとめをし…
2020年度の診療報酬改定の議論に向けて、中医協で「患者の疾病構造や受療行動等を意識しつつ、年代別に課題を整理する」ということが行われています。 ※年代別課題の概要は、前回記事のまとめをご参照ください。 medical-administrate.hatenablog.com ・乳幼…
2020年度の診療報酬改定の議論に向けて、中医協で「患者の疾病構造や受療行動等を意識しつつ、年代別に課題を整理する」ということが行われています。 ※年代別課題の概要は、前回記事のまとめをご参照ください。 medical-administrate.hatenablog.com ・乳幼…
前回の記事では「病院における災害対策」を取り上げましたが、今回は「火災対策」を取り上げたいと思います。 火災対策と災害対策は別物 前回の記事からの再掲ですが 、もう一度火災と災害の違いをまとめておきます。 災害…対象は「地震」「洪水」「テロ」な…
現在は医事課で働いている筆者ですが、前部署では院内全体の病院の品質管理に関わる仕事に携わっていました。その中でも、「施設の安全管理」には施設課や災害対策委員会の方と一緒に深く関わらせていただいたので、その経験を関わらせてこのブログでもシェ…