2022年4月に面白かった病院経営Tweetをまとめました!
新人教育や体制変更などに関するつぶやきも目立ち、新年度の幕開けを感じて改めて気が引き締まります。もちろん病院経営関連のトピックも、さまざま盛りだくさんとなっております!
病院経営のヒント
まとめました
— 藤田哲朗@富山の医療経営士・中小企業診断士 (@tetsurofujita) 2022年4月25日
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医療機関に完成はない。成長し続けないと死ぬ。という話。|tetsurofujita @tetsurofujita #note https://t.co/GoabDrdYgr
収益 = 単価×延べ数
— ぱろすけ (@parosuke1976) 2022年4月1日
「〇〇科の目標は△△」
もうね、伝え方が悪い(笑)
これでは他人事感しか出ない
「誰かがやってくれる」と思うから
外来や入院なら1ヶ月よりも1コマ(1日)がイメージしやすい
数字と点の獲り方は具体的に提示
責任を分散させるのは優しさとは言わない
島国日本における医療機関のサプライチェーンマネジメント。輸入品に頼るしかなく、常にリスクを抱えている。加えてCOVID(特に中国ロックダウン)、ロシア、スリランカ経済危機という国際情勢にエネルギー資源高騰、物流遅延、物価上昇…この先を見据えた抜本的な対応策を真剣に考えねば。
— みずっち (@taku13ya) 2022年4月6日
返信にも書いたんだけども
— ささがさん (@sasaga012) 2022年4月10日
これからの病院や医療機関は
・Planning(企画力)
・Branding(ブランド力)
・Marketing(市場戦略)
この三つが柱になると思う。
医療だけ提供していれば良い時代は
遠くなりつつあり
積極的に顧客を自ら取りに行く時代に
なりつつある。 https://t.co/llD7rogi0F
当院経営企画のBSCのKPIの一つに
— kojiomakoto (@kojiomakoto) 2022年4月29日
平均会議時間を40分設定しました。
目的は経営ビジョン達成へ向け、資源配分を最適化すること。昨年の実績は69分だった。
大きな会議が大体1時間。故に、
我々が主催するミニ会議、PJmtgでは一コマ30分以内に抑える。さ
ふと思ったんだけど各科担当で
— ささがさん (@sasaga012) 2022年4月26日
算定的なマネジメントが出来る
医事課職員ってどうだろう。
入院とかは病棟別とか科別とかで
担当は居るけど外来など含めて
トータルで専任的な感じで。
医師から見たら思い通りの
医療が出来なくなるとかはあるのかな?
それとも算定的な指摘がある方が良いかな?
ちょうどコスト管理研修レベルⅠの一コマ。 https://t.co/ywnHTNCuIi pic.twitter.com/pbyAWQaAiv
— K Mat (@KMat74562541) 2022年4月23日
医療機関だけじゃないけど、このスパイラルはよくある。
— 小迫 正実(こさこ まさみ) (@masamikosako) 2022年4月23日
脱するには、スモールチームで利益率の高い事業(外来、検査、自由診療など)を垂直立ち上げして、
その利益をベースに職員が辞める部分を歯止めをかけつつ意識改革して、既存事業を立て直し。
その後、医療機器や建物に投資だろうなぁー。 https://t.co/Lr1EDWBf7H
より良い病院運営を目指して
青臭いようなことなんですけれど、どんな短い手術でも手術を受ける当人や家族にとっては人生の一大事で、僕らは毎日のことであまりに慣れてしまって時にそのことを忘れそうになるから、その青臭いことを研修医の先生たちに定期的に伝えることで自分自身にリマインドしています。
— 杉山大介 (@sugiyama5525) 2022年4月4日
レセプト点検業務において、既に90点取れる人が100点を目指すのは難しいと思う。そこで重要な視点が「残りの10点を取る為にレセプト点検業務に注力し続けるのか」
— 鶴喰伸吾|病院事務×キャリアコンサルタント×医療専門コーチ (@ru_ba_go) 2022年4月12日
医事課の仕事は多岐に渡るので時間の使い方は大切。一方でそもそもレセプト点検業務に完璧な正解はない事も知ることも大切。#医療事務
“床の清拭は奥から手前に一方向で”という技術的な知識は本での読めば得られるのだが、それをターンオーバーの激しい業種が全清掃回数の(例えば)80%以上で実践できるような研修体制やら、評価やら、そういうことができる業者との契約やらに要所要所で絡まないと単なる知識のまま
— F. Sakamoto,MPH,CIC 🌻🇺🇦坂本史衣 (@SakamotoFumie) 2022年4月26日
院内のスタッフ教育・マネジメント
病院経営では特定の文脈理解が必須
— ハイエイシュ (@haieishu) 2022年4月23日
ある病院で上手くいった取り組みが自院で上手くいくとは限らない
ベストプラクティスの水平展開という魔物には要注意
なぜならば、病院経営の本質は「人による」からだ
文脈理解にはまずそこに入り込むことが出発点
他院に電話かけたときに新人さんの出てくれるほっこりな季節がやってきました。相談する前に先輩のSWが出て新人なんでゆっくりですけどよろしくお願いしますーって断り入れてくれる。余程の緊急でなければ同職種を育てる目線で対応しないとね。
— まぁ@MSW (@brvn4NV0ErzKfgt) 2022年4月20日
新入社員を教育する人へ。
— 経営企画課の事務マン (@renkeiman_who) 2022年4月5日
新入社員が執務室に入ってきたらいきなり仕事を教えだすんじゃなくて、まずはトイレや更衣室の場所とかを教えてあげて欲しい。どうせ1日目なんて緊張して何も覚えてないんだから。
私はなんとなく院内を案内しつつ一緒に散歩することにしてます。
十年以上、看護部にコスト管理というかマネジメントの教育を続け、7割の看護師さんが研修受けた頃から、現状維持バイアス、保守的考え、「聞いてない」発言等が激減。
— K Mat (@KMat74562541) 2022年4月1日
今では会議でも取組を褒められ、褒められ慣れてなくてどう反応して良いか分からなくなってる看護部を、親のような目で見つめるなど。
今年の新人が何か聞きたそうに来たり戻ったりしていたので、「どした?混乱してるなら混乱したまま、分かんなかったら分かんないまま、整理しなくて良いから、今の頭ん中そのまま口にしてみ?」と言ったら相談してくれたので、今年度始まった感。
— K Mat (@KMat74562541) 2022年4月28日
なお、ちゃんと正解で、今年の新人は優秀な予感。
病院運営のデジタル化
病院向けSaaSがいくつも高い水準に仕上がって、導入病院が着実に増えていけば、病院ごとのローカルルール等が自然と解消され、スタッフが働きやすくなり、結果的に働き方改革に繫がるのかもしれないな。
— 堀江惇│病院畑の公務員 (@hospital_prman) 2022年4月8日
その道のりの先に、全国統合の医療情報共有システム的なものもあるのかも。
こういうアイデアが必要すね。
— Takahiro_Inukai@医療経営を考える人 (@Takahiro_Inukai) 2022年4月12日
設備がないから、投資がかさむから、療養サービスでないから「やらない」のではなく、「必要なものが院内でととのえられる環境にしておく」のラインまで引き上げるという発想。
業者入れるのは…となるのであれば間に病院関連施設が噛んどくとかもあり。 https://t.co/RVhiqSDiYC
福井大学病院がIBM Cloudへ移行したときは「大学病院もクラウド型電子カルテを使う時代が来たか」と思いましたが、導入から1年経過して問題など発生してないか気になってます。
— ベア高橋 (@takahashi_acct) 2022年4月14日
胃・大腸内視鏡検査で利用できる
— 豊田裕史 | セカンドラボ (@toyoda_2ndLabo) 2022年4月4日
電子同意書サービスがリリース。
※他の診療科のパッケージも順次リリース予定
導入したクリニックでは、診察室での
対応時間が1人あたり5分前後短縮されたそうです
内視鏡の検査が多いクリニックだと効果ありそうですねhttps://t.co/ziLEvhEVBc
DXといってもうちはまだそんな大層なことはしてないけれど、自分たちの普段の業務を見つめ直して取り組む内容決めて1年間やってきた
— わーこ🥝 (@wakasss) 2022年4月6日
時に喧嘩もしたけれど、事務全部署から代表出してチーム活動して、細かに打ち合わせながら作り上げる作業が意識変えていったと思う
今年は全部門に広げなくては
新しいシステムというのは
— ささがさん (@sasaga012) 2022年4月24日
持っているだけでは売り上げにならないばかりか
ランニングコストがかさみ赤字になる。
新しいシステムを導入する事で
効率化されてその分の人件費やコストが
どこまで浮かせられるかが大事になる。
そこら辺が無茶苦茶頭痛い問題。
さまざまな自粛が緩和されつつあります。学会や研修会も、オンラインから集合形式に戻りつつあります。
— Y.MURAYAMA,OT,MMgt (@otmuracha) 2022年4月30日
個人的には、全てをこれまでのように集合形式に戻すことには疑問を感じます。オンラインのままの方が良い研修会も一部あります。
一時的な対応を進歩に置き換える。この視点も大切と感じます。
地域医療連携
最近、近隣の医療機関回ってて思うのは〝貴院は(急性期)、在院日数減らしたいんですよね?リハビリも栄養管理もできる限り早く後方支援病院に出した方がいろんなメリットあるよね?〟ということに経営層は理解できるものの、現場の相談員さんやMSWさんの感情的な理解を得ることが課題、ということ。
— 手老 航一@地域密着型多機能病院 (@kakkoiiyowamusi) 2022年4月21日
先日、クリニック外勤で心筋梗塞 症例
— ぱろすけ (@parosuke1976) 2022年4月21日
すぐに大学病院 ICUへTEL
ぱろ「本日発症のAMI、受けられる?」
後輩「良いっすよ!」
この間、20秒
先輩の特権(笑)
外来中、短時間で完結できるとホントに助かる!
断らない救急というのは、一つの病院で点で実現するものではなく、地域(医療圏内)という面で実現するものだと思うのです。
— くさかべ@しがない内科 (@3350Kusakabe) 2022年4月29日
入口(ER型 or 1~3次の選定・役割分担とするか)~出口(急性期転院や回復期、長期療養)まで、答えは一つではなく各地域でカスタマイズして完結するビジョンが描けることが重要。
広報活動の強化
新任の某科の部長さんが地域のクリニックにあいさつ回りをしたいとのことで、明日打ち合わせを行う予定です。
— 連携室と準備室 (@sintou_renkei) 2022年4月4日
診療科紹介パンフレットを二種類作成してどちらがいいか選んでいただいた後、訪問先を決定させるところまでいきたいなと思います。今年度は某科の患者数が伸びそうです。
病院の広報誌を読んでほしいなら毎朝外来の開始前に並んでる人に配って感想聞いて次号に反映させるを続けたらいいですよ
— もりもと (@mori_moc) 2022年4月4日
確実に読者の反応を得ることができますし、高齢の人が読みづらいデザインや文字も教えてもらえるでしょう
そんなことやってもなんの評価にもなりませんけどね...
ある広報の施策で協力してもらった先生に廊下であったので反響の有無を聞いたところ、たくさんの患者さんから見たよーと言われたそうで、更にそのコンテンツを見て手術を決意してくれた患者さんもいたと話してくれた。
— 経営企画課の事務マン (@renkeiman_who) 2022年4月6日
控えめに言ってめちゃくちゃ嬉しいです。
ベッドコントロール業務のヒント
かかりつけがない状況は別にして、退院後はなるべく自分でfollowしないようにしています
— 救急医 やっくん (@ERxICU_yakkun) 2022年4月10日
その分夜間救急や病棟に注力
ちゃんと治療すれば良くなることが多いし、在宅や施設への退院も促す
平均在院日数は7日とかになることもある
地域の二次病院がフレキシブルに動けばきっと良い潤滑油になれるはず
ベッドコントロールは病棟にお任せというのも良いですが、医療目線と経営目線の両面から効果的な運用を模索するのが肝要です。この辺りは看護部長や各師長の判断材料をいかに医事部門や企画部門が補填しておくかにかかっていると思います。
— masaya sogabe (@mas_imagery) 2022年4月6日
コマンドセンターの本来構想通りに実装出来れば確実に病院経営は良くなります。
— Takahiro_Inukai@医療経営を考える人 (@Takahiro_Inukai) 2022年4月20日
ただ、そのためには
「バイタルなどの生体情報をデータ化して集約する仕組み」
「指導医や特定教育を受けた看護師の待遇向上と仕事の仕方の変革」
「新秩序の徹底」
など、ハードからガバナンスまで変革しないといけない
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いかがでしたでしょうか?
このまとめ記事も初めて2年以上が経っていますが、月を重ねるごとに密度が上がっていく感触をひしひしと感じております…。引き続き、みなさまのTwitterからたくさんヒントをいただければと思いますので、よろしくお願いします!