病院経営ポストまとめ記事、5月後半分です!(さすがに、上旬→中旬→下旬でのサイクルは自分もキツかったので、一旦月2回更新を目標に頑張ろうと思います。)
今回も、病院経営に日々向き合う方のリアルをピックアップさせていただきました。是非ご一読ください!
病院経営のヒント
病院の人手不足に対する直感的な改善策をいうと、診療報酬の構造をシンプルにして、記録や書類などの付帯業務を大幅に削減することだと思う。つまり、性悪説から性善説へのパラダイムシフトこそが、人手不足を直接的かつ速やかに解消するのではないかと思う。
— Y.MURAYAMA,OT,MMgt (@otmuracha) 2025年5月14日
「病院で働くということ」
— Dr中々|病院再建奮闘医(元外科医) (@DrNakanaka) 2025年5月12日
さまざまな職種で構成された多くのスタッフが
診療行為という同じ目的を持って働くということ
患者は病気や悩みを抱えて病院を受診し
医療者は多忙な業務に忙殺され
経営者は厳しい病院経営に翻弄され
お互いの気持ちをくみ取る余裕を失いつつあります
そんな職場の課題を…
事務局という仕事は
— モモ・グランパ@医療の質を改善中 (@momograndpa) 2025年5月25日
マネジメント職のスキルを身につける上で本当に大事
議題を受け取り、⁰調整して見やすくして、⁰議事録を書いて、⁰上位会議に議題をあげる
⁰一連の流れで段取り力と他者への想像力もつく
病院という組織で物事がどうやって決まるか、だれの発言が優先されているのかもわかる
一般消耗品や医療材料の発注業務。形骸化したアナログ決裁、アナログ集計と発注。いつまでそれを続けるの?10年後にそのスタッフは何ができるようになると思ってるの?
— べりー (@berryrosso) 2025年5月22日
価格交渉は必要だけれど、今のやり方は効率面でも人材育成面でもロスでしかない。
うちに入ってるコンサルがよく言ってるんだけど「二流の戦略と一流の実行力」。どんなに素晴らしい計画や戦略を立てたとしても実行力がなければ成功しない。
— sakudore (@HIM_dressing) 2025年5月19日
ダイキン会長「すべて30分以内に決める」 二流の戦略と一流の実行力とは #プレジデントオンライン https://t.co/h7ZaBeXrNe
最近ずっと思っているのは、日本の医療が完全にレガシー化してしまったのは、病院自体の新規参入・廃院・統廃合などの新陳代謝が起こらなかったことに根本があるのではという気がしている。
— aritaku (@aritaku03) 2025年5月24日
収益改善
宇治の徳洲会は本当に凄い。
— ささがさん (@sasaga012) 2025年5月11日
稼働率もそうだし平均在院日数もそうだし。
入院と退院のコントロールが
抜群に出来てるんだろうなとは思う。
あとは手術に繋がる患者さんも
相当呼んでこれているんだろうなぁ。
学ぶ点が多いと思う。 https://t.co/ByTZvI4VO0
先月の病床利用率が前年同月より5%以上高いけど、入院収益が前年同月と比較してほぼ変わらないのは、診療単価が5,000円程度下がっていることが原因でした。
— 病院事務員 (@sintou_renkei) 2025年5月14日
単に病床利用率を上げるだけでは黒字にならないですね。
稼働上がったけど単価減少で収益はマイナス。患者の割合として高齢者救急が増えたこととか手術に繋がりそうな症例が減ってるとかそういう感じ。
— じゅん@医療法人本部で働く人 (@clerk_junjun) 2025年5月14日
健診も物価高騰もあるのかやや低予算志向な感じで、追加検査やドックが減っている。
救急とか紹介とか、健診も新規契約とか、そういう指標だけはいいのにな
ヘタな黒字化は本質を闇に葬る
— ぱろすけ (@parosuke1976) 2025年5月15日
いまを凌ぐか
未来を憂うか
医療政策の動向・医療業界の未来
いま話題の病床11万床削減、医療費1兆円圧縮の話。
— 小川 陽平 (@y_ogawa_mhg) 2025年5月24日
この20年で病床は28万床減ったのに、医療費は17兆円増えた。
稼働してない病床が多数あるなかで、11万床減少すれば1兆円圧縮できるってどうやって出した試算なんだろう… pic.twitter.com/6ewjxFmWl4
まだ53万床ある急性期病床を40万床まで減らし、「回復期病床」を37万床まで増やす。そして「回復期病床」は今後爆増する高齢者救急とその後の在宅復帰を担う「包括期病床」としていく、か。
— 専攻医2025 (@medicapitalist) 2025年5月26日
たしかに理にかなっている。
少し前まで、電子カルテの普及率を上げることが、日本の医療のデジタル化を前に進めるために一番重要なKPIであると考えていたけど、全くそうは思わないようになってきた。
— aritaku (@aritaku03) 2025年5月24日
医療機関の経営モデルをそもそも考え直すこと。そして、それを実現するシンプルなソフトウェアを提供することが重要だなと。
現場のカイゼン
今年は今までの活動に加え広報とDXにも足を突っ込んだんだけど、さっそくDPCの分析チーム発足も始めることになりました。院長は何でもわかるスーパーマンを希望してたけど、上手くチーム作って属人化を避けつつ、結果的には医事課の資格の活用、新たな価値の創出、医師への教育→医師とのコミュニケー…
— MITTI (@MITTI12101) 2025年5月13日
退院時サマリの作成に絞ってFの電カル参照用ローカルサーバーから入院カルテデータ引いてローカルLLMに投げてブラウザに返すシステム一式が導入120万円+保守年間20万円なら診療録管理体制加算3→2で十分賄えると思うんだ…… https://t.co/XWhmkxApJz
— 病院のおじかちょー (@rinsakamo) 2025年5月12日
「退院時サマリーちゃんと書け」と言うべき診療情報管理士がこんな事言ったらいけない気もしますが、ある程度の質が担保されるならどんどんAI、LLMを活用して書かせていいと思う。
— 診療情報管理士のノブ(フェイク) (@HIMnobu) 2025年5月12日
現状、中身まで真剣に書くインセンティブがほぼない。 https://t.co/Gc23X9D4uq
医療マネジメント職がになるためには「顔を知られることが必要」ですが、
— モモ・グランパ@医療の質を改善中 (@momograndpa) 2025年5月12日
具体的には「部署外の会議に出よう」ということです。
構成員以外が会議に出るためには、「議題」が必要。
つまり、今自分がやっていることのルールを改善し、それを審議してもらうということ
IT化
大学病院から予約専用AI電話の導入が進んでいますね。
— K.Yamazawa_病院経営と事業推進に取組む (@Ykouki9301) 2025年5月15日
患者の不満は増えるとしても、電話担当者の確保もなかなか厳しいでしょうし、先進的な取組みは頑張ってもらいたいです。 https://t.co/Y86OX36TM8
退院時サマリー、すごい加熱っぷり。各社の違いを知りたい。 https://t.co/66vCvMMG2k
— 小迫 正実 (こさこ まさみ) (@masamikosako) 2025年5月28日
確かに病院の問診票における住所欄が毎回手書きである必要は1ミリもない。
— 診療情報管理士のノブ(フェイク) (@HIMnobu) 2025年5月28日
ただし、医療機関がこのデジタルアドレスの活用に対応するには医事システムの改修費用が必要で、医療機関側にそんなカスタマイズ費用を払う余裕があるかと言えば、現在の診療報酬制度下ではそんな余裕はなく…(以下略 https://t.co/VBb9FxJrjv
「働き方改革と医療DXに対応した新たなブランドイメージを打ち出さなきゃだめなんすよー!」と理事長にエラソーに上申したものの、現実的にできることといえばチラシつくるパンフレットつくるみたいな旧態依然とした施策しかツールを持ち合わせてなくて頭いたたってなってる。
— 藤田哲朗@富山の医療経営士・中小企業診断士 (@tetsurofujita) 2025年5月21日
院内ポータルに、手続きとか資料・データの場所とか取説・マニュアルの内容とか、そんなの聞けるAIチャットボット実装できんかなぁ?
— K Mat (@KMat74562541) 2025年5月19日
説明しても覚えとらんし。
ってか、そもそも覚える量大杉だし。
ふらっと聞けるだけで、効率化なり見落とし減なりせんもんか?
いや、費用対効果考えてないけど。笑
地域医療連携
地域包括ケア病院って田舎のイメージっぽいですが、地域にマジで断らない『ガチ急性期病院』がいないと成り立たないんですよね……つまりは都市部の機能分化モデルなんですよ🥹
— 病院のおじかちょー (@rinsakamo) 2025年5月11日
アクセス的に機能分化が困難な田舎は「地域包括医療病院」で限界まで粘るしかないんです😇
入退院支援加算の退院支援職員である前に、自分が社会福祉士であることをどれだけ意識できているか。患者の退院のことだけが業務ではないよ。患者の生活のこと、家族のことも業務の範囲。時間的に対応できない場合は、きちんと丁寧に地域と連携を図る。地域はあなたの仕事ぶりをよく見てるよ。
— 樋渡貴晴 (@hiwatashi_msw) 2025年5月26日
採用・マネジメント
事務長たちに『もっと日頃から情報共有しなよ』とメールを送ろうと考え、理事長に意見を訊いたところ「もうあんまり(個々人に改善や成長を)期待してないんだよね。べりー部長よく折れないね」と。
— べりー (@berryrosso) 2025年5月21日
あなたがそうでも俺は彼らがその職位にいる間は求め続けます。そうやって秩序は保たれると信じて。
「褒めるはみんなの前で、叱るは一対一で」
— 加納 一樹@病院の人事 (@kanokun6) 2025年5月13日
よく言われるマネジメントの教訓だけど、これは本質を突いてると思う
みんなの前で叱る人は、ベクトルが部下に向いてるようで、実は“自分”にベクトルが向いてることがある
「指導してる自分」を見せたいだけのフィードバックほどタチが悪いものはない
「看護×採用」について、直近3年ぐらいの採用のあれこれを少しまとめてみた。かつてひどかった離職率は27%→7%まで下がり、採用した人が年度内に辞めることもなくなったし、採用コストも3分の1ぐらいになった。今後もよりGoodな人材が入ってきて残ってくれる組織づくりを継続して行なっていきたい。 pic.twitter.com/K8M1nSV0fg
— Koichi_Tero | HMW(平成医療福祉グループ) (@kakkoiiyowamusi) 2025年5月11日
ミスマッチ防止やエンゲージメント向上のために新卒看護師の採用面接はトップ面接(理事長・院長・看護部長)、ミドル面接(師長級)、若手面接(プリセプター級)ぐらいに分割したいのだけど、「同業他社は面接1回即日内定」「実習あるから何回も病院来れない」みたいな声もあってなかなか踏み込めない。
— 藤田哲朗@富山の医療経営士・中小企業診断士 (@tetsurofujita) 2025年5月14日
病院で今1番採用が難しいのは看護師でも介護士でもなくて、調理師なのではないか。
— 加納 一樹@病院の人事 (@kanokun6) 2025年5月13日
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引用させていただくみなさま、いつもありがとうございます!
ちなみに、医療関連ニュースのトピックの引用ポストからの派生でも面白いトピックが多いので、こっちはこっちでまとめようかなぁと思案中、、気長にお待ちください笑
6月もよろしくお願いします!