2025年10月前半に面白かった病院経営ポストまとめです!
今回も、病院経営や診療報酬改定の最新情報から、現場でのTipsまでさまざまな角度からのポストを紹介させていただいていますので、是非ご覧ください!

病院経営のヒント
相澤先生の格言をぶっこみます。 pic.twitter.com/SXYrwsAVd4
— kojiomakoto (@kojiomakoto) 2025年10月8日
病院の経営が赤字続きでも
— Dr中々|病院再建奮闘医(元外科医) (@DrNakanaka) 2025年9月30日
病院は簡単にはつぶれないが
病院で働く人のプライドとモチベがなくなったら
病院は機能が停止し
簡単に潰れてなくなる
今の病院を取り巻く環境はそういう状況#病院で働くということ
受けて立つベルランド総合病院がここ数年かけて業績爆上げなのも胸アツです。
— 矢野裕典|洛和会ヘルスケアシステム理事長 (@rakuwapresident) 2025年10月16日
救急搬送件数1万件突破。
オペ件数、稼働率、紹介件数も過去最高。
救急受入決定時間が3分以下。
医師への紹介受入れ確認廃止。
『待たせない・断らない』
『挑戦と持続可能の融合』@takaichi_sanae… https://t.co/NDQbhexoxd
病床稼働率高まるなら、救急増やすか、外来紹介増やすか、検査パス入院増やすか、オペ増やすかしかない。
— Ayako Shibata@ウィメンズヘルス本発売中 (@ayako700) 2025年10月1日
救急増やすなら、救急車とる医療者のインセンティブや環境改善
外来増やすならクリニックから紹介しやすい予約サイトUIとコールセンター
検査入院増やすなら健診事業や地域産業医とコラボ
病床が埋まらない!?
— ふじいまさし(藤井将志)@医療経営&まちづくり→なんでもチャレンジ (@fmasashi) 2025年10月1日
埋めるためのシンプルな方法
お断りをしない
ご紹介いただいたことに感謝する
自治体病院の約9割が赤字という調査が出ている。
— 中田賢一郎/さくらライフグループ代表/医師x僧侶x経営者/ (@n_kata) 2025年10月5日
「自治体だから潰れない」と思ってる人が多いが、赤字は自治体財政を直撃する。
住民の税金で延命しても、結局は地域全体が疲弊するだけ。
現実を直視して経営改革しないなら、病院も自治体も同時に沈む。
赤字対策として
— ささがさん (@sasaga012) 2025年10月15日
「自由診療を病院がやれば良いのに」
という主張はあるのだけども
私が思うに自由診療で戦略立てられる人は
相当商才ある人だと思っているのよね。
「どういう層にどういうサービスが売れるか」
「どれくらいの集患があるか」
ここら辺を適切に分析して実践できる人は
向いてそう。
とある医療機関の分析担当者と雑談。
— e-Dataくん🍀 (@eDATAkun0123) 2025年10月10日
近年の経営状況から、在院日数を延ばすことを上から言われてるらしい。
でもちょっと疑問。入院待ち患者が多いなら、在院日数を延ばすのは悪手では?
紹介・逆紹介もできてて、救急患者も増えているなら、在院日数を伸ばさなくても収益化はイケると思った。
診療報酬複雑すぎ!とか基準厳しすぎ!って話は分かる。
— K Mat (@KMat74562541) 2025年10月2日
一方で、知っていて制度ハックするヤツや知らずにハックになってるヤツがいるから、国や保険者側からすれば、そら厳しくしたくなるでしょ?とも思う。
「知らない」の中では逆に過剰適応もあって、君ら修行僧?って思う時も珍しくない。
【電子カルテの「標準仕様」について】
— かとう@ 医療DX (@outofshape2023) 2025年10月6日
①政府開発標準型電子カルテ
②民間電子カルテの「標準仕様」準拠
→①or②の「標準仕様」に準拠した電子カルテ利用に対しての診療報酬インセンティブ設計を検討。…
医療者と経営者が分かり合えないのは、立場の違いではなく“言語の違い”だ。
— 加藤浩晃🥼ヘルスケア新規事業家 (@HiroakiKato) 2025年10月14日
医療者は「使命」で語り、経営者は「数字」で語る。
どちらも正しい。ただ、通訳が足りない。
現場のリアルを経営の文脈に翻訳できる人が増えれば、
医療はもっと良く、もっと持続可能になる。
病院が月額10,000円賃上げするには職員1人あたり年額184,000円が必要(10,000円x(12ヶ月+賞与4ヶ月)x法定福利費1.15)
— 荒木 庸輔 | Community Hospital (@yosuke_araki) 2025年10月4日
職員数100人:年額1,840万円
職員数500人:年額9,200万円
職員数1,000人:年額1億8,400万円
診療報酬もこれくらいの解像度での議論が必要。大事なのは賃上げ率ではなく賃上げ額
現場のカイゼン
全日病学会でコンサルタントが「院長とスタッフのコミュニケーションが足りてない」と感じて「現場の言うこと(カードの文字サイズを変えた方が良いなど)をまずはできる限り聞いて実行することから始めた」と言っていた。
— MITTI (@MITTI12101) 2025年10月13日
『聞く耳があると思ってもらえているか?』の自己・他者評価は大事なのかも。
医療機関もこれで良いと思う。 https://t.co/5sZG6C9g0k
— うだつのあがらない医療事務員 (@kohgfex1316) 2025年10月8日
検査システムを内製していた電算職員。割に合わないと辞める。
— 田中 (@2357yu) 2025年10月6日
現場に合わせた完全オリジナルのため、他の職員はメンテできず、外注すると1000万越え。
仕方なく辞めた職員に交渉。
結果、初期費用だけで退職時の年収以上に。
それに対し事務部の上が謎に激おこ。
そりゃそうやろ…舐めすぎや…
「何億円もするダビンチは入るのに、月額数万円の業務効率Saasの導入が進まない事をITベンダーはもっと考えるべき。
— サトシ@医療DX💊メディアの人 (@yun__yun) 2025年10月1日
医療の本質は患者の健康を追求する事。単なる業務効率化ツールとしての営業ではなく、そのツールの導入がどう患者の健康に繋がるかをアピールする事が大事」
産労総合研究所さんは「施設基準管理士」という民間資格試験と協会を作ったが、これはスマッシュヒットだったなと思う。
— 病院経営マネジメントbot (@hp_adm_bot) 2025年10月15日
ニーズはあったのに、誰も表立って体系立てて教えられなかった分野。
すべての医師が遅滞なく
— 病院経営マネジメントbot (@hp_adm_bot) 2025年10月7日
・カルテの代行入力を承認するには
・下書き済みの診断書を確認署名するには
・入力済みの学会DBを確定登録するには
・未読レポートの確認ボタンを押下するには
・紹介医への返書を漏れずに出すには
「「「一体どうしたら良いんだ」」」
バックオフィスAIを導入する目的は、人を減らすため“ではなく”、経費精算等の生産性の低い業務から人間を解放して、人間らしい付加価値の高い業務に集中する環境をつくること。バックオフィスAI導入=人件費削減、人員削減と捉えるのはあまりに視野が狭い#バックオフィスAIサミット
— 荒木 庸輔 | Community Hospital (@yosuke_araki) 2025年10月10日
本来はソーシャルワーカーが担うべき「説明」や「調整」がうまくいかず、最後の切り札として「医師から患者に直接説明してもらう」という“一発逆転”に頼る。
— Kei@社会福祉士 (@kei5850) 2025年10月4日
これは、競馬の「負けが込んで最後の大穴に賭ける」に近い。
当然、大穴であることには変わりないので、最適解のアプローチにはならない。 pic.twitter.com/bBreg5BGfH
病院における診断書に関する仕事って誰得なんでしょう。
— 診療情報管理士のノブ(フェイク) (@HIMnobu) 2025年10月15日
収入の柱にはならないし、人件費かかり過ぎてる気がする。
+収入
診断書代
△支出
受付の人件費
医師事務作業補助者の人件費
医師の人件費
文書管理システム代
印刷代
めちゃくちゃ値上げしたら件数減ったりするのかな(ボソッ)
広報が変わろうとしている努力をまずは褒めるべき。発信しないと何も分からないので。
— 病院某課の事務マン (@renkeiman_who) 2025年10月15日
病院でも同じことが言えてこちらが思ってるより開業医の先生方は当院のことを知らない。同じ市内にあるクリニックですら知ってもらえてない。
伝えてなんぼなので広報大事。 https://t.co/gicqnUj2hP
2026年度診療報酬改定に向けて
救急搬送件数は、今までも総合入院体制加算、急性期充実体制加算、地域医療体制確保加算なんかで基準になってるんで、ICUの基準に含めるならまだ分かる。
— K Mat (@KMat74562541) 2025年10月12日
でも、必要度や基礎係数とかになると、流石にやり過ぎじゃね?ってモヤる。
包括期とか救急搬送の抑制策等との整合はどう考えてんのかなぁ?
次の診療報酬改定、骨太で物価高騰分は考慮してくれそうな雰囲気を醸し出していたけど、最近の中医協の議論見るとちょっと不安になる。中医協に改定率決める権限はないとはいえ、プラス改定になってもフェアに点数に配分されないと結局助からないので・・・
— 藤田哲朗@富山の医療経営士・中小企業診断士 (@tetsurofujita) 2025年10月2日
20〜99床→フル介護医療院
— 病院のおじかちょー (@rinsakamo) 2025年10月9日
100〜199床→フル地ケア
200〜299床→フル地ケア(メディ)+介護医療院
300床〜→急性期拠点病院
これ以外は😇ってこと?🤔 https://t.co/IhnunWMuqH
病院事務の役割
これからの医事界隈において、給与体系や勤務形態はクッソ重要だけれども、次いで重要になってくるのは「業務機会」の問題だろうなぁと思ってる。
— 難波津の蟹 (@RideRead) 2025年10月7日
縮小・統合し続ける業界おいては「業務機会」も減り続けるので、若手には優先的に経験させていく必要があるけど、果たしてそれを意識しているかどうか。
医療DX化の肝は医師や薬剤師よりも医療事務。
— サトシ@医療DX💊メディアの人 (@yun__yun) 2025年10月3日
基本的に医師や薬剤師は医療業界の内側での転職となるが、医療事務人材の確保のためには他業界の給与テーブルと戦う必要がある。…
ソシャゲのダメージチャレンジでハイスコアを出すのにサポータータイプのキャラクターが必須なように、組織が目覚ましい結果を出すにはサポータータイプの人材が不可欠。
— 難波津の蟹 (@RideRead) 2025年10月10日
けれども、サポータータイプの人材は育成がとにかく難しく、経営や人事にもあまり認知されておらず、さらに割と去りやすい。
これ、逆に公立病院はタンクとサポーターばっかりなので、DPSが1枚入るだけで大化けすることがあるんですよね😊
— 病院のおじかちょー (@rinsakamo) 2025年10月11日
ただ、DPSはタンクが稼いだ時間とサポーターのバフを使って『彼らが納得できる成果』を絶対に叩き出さないといけないんですよ🥹
やはりDPSは「加速・集中・超火力」がないと厳しい😇 https://t.co/bYfjSNcnU1
病院の経営改善で現場回りをやって感じたこと。
— e-Dataくん🍀 (@eDATAkun0123) 2025年10月7日
部署間の連携がダメ。この間を埋めるのは事務職がすべきだ。と感じた。
関連部署の関係者を集めての打合せ、部署間の調整ごとを買って出ると、連携がスムーズになり実績はついてきた。
組織の狭間の仕事は、結構見落とされがち。
仕事のヒント
問いを立てて考えた上で保留する「戦略的保留」と、問いを立てずに流すように保留する「盲目的保留」。
— 加納 一樹@病院の人事 (@kanokun6) 2025年10月15日
どちらも“保留”だけど、意味合いはまったく違う。
今の時間内パフォーマンス戦で、時間外コスト&ヘイトが高い中で、質や視座が高い勉強会を企画できるのは特殊能力です。
— K.Yamazawa_病院経営と事業推進に取組む (@Ykouki9301) 2025年10月13日
今は、パフォーマンスの時間を奪われるのも離職トリガー。その勉強会は、攻撃力や守備力、何を鍛えるのか。
資料共有などをして反響をみた後に、勉強会を開催する仕組みが良い。 https://t.co/biDdhQwVdg
医療DXの本質は効率化ではなく再設計だ。
— 加藤浩晃🥼ヘルスケア新規事業家 (@HiroakiKato) 2025年10月14日
デジタル化とは、紙をデータに変えることではなく、医療の価値そのものをデータで再定義すること。
厚労省で痛感したのは、DXとは技術の話ではないということ。
制度と現場をつなげる人がいないと、どんな技術も意味を持たない。医療を変えるのはいつも人だ。
2025年版のヘルスケアカオスマップを作成しました!
— aritaku / 有村琢磨 (@aritaku03) 2025年10月14日
合わせて、特設サイトも公開中です!ぜひご覧ください!https://t.co/vpk5vdrMhA pic.twitter.com/rCAYnqKV1J
いかがでしたでしょうか?
朝晩は涼しく、すっかり秋めいた季節になりましたね。今年も残り2か月ちょっとですが、体調の変化に気を付けてお過ごしください!